英語が「苦手」なあなたが「得意」にするための鉄則

あきらめないで!

2012年、私が武道を習い始めたときのことです。

習い始めて数ヶ月。練習量が少ないのはもちろん、日頃の運動不足に加え、もとから運動神経がよい方ではないので、ほとんど上達しなくて、超初心者の域を脱することができませんでした。

それでも、少しずついろんなことができるようになっているのを実感しました。

「運動音痴でも、コツコツ続けていれば、時間はかかっても、少しずつ成長していくものなんだなぁ」と感じたものでした。

この体験から思うのですが、英語もスポーツと同じようなところがあります。

人には運動能力の違いがあるように、英語もサクサク上達する人と、そうでない人がいます。英語が得意な人と苦手な人ですね。

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習得が人より遅かったとしても

得意な人(ファーストラーナー)は上達が速く、要領よく勉強が進みます。一方で、英語が苦手で上達が遅い人(スローラーナー)もいます。

私は間違いなく後者で、上達が遅い方です。人よりも飲み込みが遅く、新しく始めることは、人よりも時間がかかります。

私はもともと英語が苦手なタイプで、中学校はそれなりに良かったのですが、高校の頃は、全く英語の勉強をしませんでした。

そのため、未だに英文法にはコンプレックスがあります。なので、英語が苦手な人の気持ちは、よく分かります。

そんな自分でも、マイペースにコツコツ勉強を続けることで、それなりに英語が上達しました。

しかも、英語で縁のある大学に入り、卒業後の仕事は英語に関係する仕事でした。不思議なものです。

逆転のポイントはこの2つ

私が英語の苦手意識を克服するためにしてきたことがあります。

次の2つのことです。

1・基本をおろそかにしない。

2・数をこなすこと。

この2つを徹底的に意識することで、自分は自分。マイペースに前へ進むことができます。それによって雨垂れ石を穿つ。

状況は目に見えて変わっていきます。

基本をマイペースに理解していく

英語が苦手な方は、高い確率で中学校の英語でつまずいているはずです。いわば初歩の段階で、ここが理解できていなければ、先に進むことはできません。

英語はコツコツ積み重ねが上達につながるスポーツのようなもの。裏ワザやセンスでどうにかなるものではありません(才能がある人は別かもしれませんが)。

例えば、英文法。中1ではbe動詞、一般動詞を習います。これが理解できていなければ、中2で習う一般動詞の過去形や現在進行形、過去進行形が理解できません。

積み木を重ねて建物を作るように、土台からコツコツつくり上げる必要があります。

中学校で習う英単語と文法はとても大切です。英語に苦手意識を持っているなら、しっかり理解しておくことが大切です。遠回りのようですが、苦手意識を克服する確かな方法です。

数をこなす

もう1つ大切なのは、数稽古です。世の中には上達の法則という経験則があります。

「人の成長、技術の上達にはあるパターンがあり、上達のためにはある程度の練習量と時間が必要」というものです。

巷では「○○時間の法則」などいろいろな言い方がされていますが、大切なのは、上達のためにある程度の練習量と時間を投資することです。

凡人が何かの技術を身につける上で、練習量を積む以外確実な方法はありません。

1日数時間以上の猛烈なトレーニングは必要ありません。そのかわり、毎日英語に触れ、体に染み込ませます。それを長期間続けるのです。

1ヶ月やそこらでは、何も変化はないでしょう。でも、半年、1年、3年、そして10年と続けていくとしたら、どれだけ大きな変化が起こるでしょうか?

「継続は力なり」の効果ですが、このスゴさは体験した人しか分からないでしょう。

大切なことは、毎日淡々と英語を続けていくことです。本当に淡々と、コツコツ積み重ねていくことです。

まとめ。英語が苦手な人の勉強法とは?

つまるところ、英語が「できない」を「できる!」に変える一番確実な方法は、基本を徹底して復習することと、数をこなすことです。

このページで私があなたに一番お伝えしたいことは、英語は努力を裏切らない、ということです。

スポーツと同じように、続ければ続けるほど、着実にあなたのモノとなっていきます。そのため、例え習得が人より遅かったとしても、何一つあなたは気にする必要はありません。

大切なのはあなたのペースで着実にあなたがやるべきことを淡々と続けていくこと。

そうすれば、ある段階に達したとき、「英語を続けていて良かった!」「英語が話せた!」という瞬間がやって来ます。

そのことは、英語の劣等生だった私の経験から、自信を持ってあなたにお伝えできることです。

だから焦る必要は一切ありません。ぜひ、あなたのペースで日夜コツコツ、英語を続けてみてください。参考になれば幸いです。

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