英会話初心者の入門サイト
 英会話ビギナーズWEB
サイトマップ - よくある質問 - 用語集 - RSS登録

 受験英語と英会話【English一息コラム】
受験英語と英会話 - 文法教育は悪なのか?

知識重視の英語教育
日本の英語教育は、中学・高校と文法を中心とした知識重視型の英語教育が中心です。代表的なのが、文法、英単語を覚え、長文を読んで日本語に訳す、文法訳読法と呼ばれる教育法です。

この方法は、もっとも古典的な外国語教授法です。英語以前、古くは明治以前に漢文の教授法として使われてきました。

文法訳読法の目的は、文法のルールを徹底的にマスターし、言葉ではなく、文字を使って学習をします。単語を覚え、文法を覚え、英語の文章を日本語に置き換えて理解します。

2000年に入り、コミュニケーション重視の教育の影響で、学校教育では多少会話の授業が加わりましたが、依然、日本では、文法暗記中心の教育が行われています。

これは、入試の関係が大きいことが理由の1つです。塾での英語教育を見れば一目瞭然で、試験に合格するにはテストで点を取る必要があります。そのためには、英単語を覚え、文法を暗記する必要があります。

受験英語は悪なのか?
このような状況からか、「日本人が英語を話せないのは知識重視の受験教育にある」との意見があります。つまり、「英語は言葉なので、話して使わないとものにならない」という考え方です。

こうした意見を受け、2011年から日本の小学校で英語が必修になります。文法中心主義からコミュニケーション教育へ移行という大きな転換を迎えますが、旧来の受験中心の学習では本当に効果がないのでしょうか?

できる人は勉強している
確かに受験英語の場合、テストに出るパターンを徹底的に暗記して、「この問題はこう解く」というような、限定的で特殊な訓練が学習の中心になります。

テストで高得点を取るため(試験に合格する)ためには、英会話で使う機会の少ない、単語や文法を徹底的に覚える必要があります。

このような受験重視の学習法では、英語をすぐに話せることは難しいと思います。単調な勉強も人によっては苦痛かもしれません。外国語を学ぶという楽しみを感じることができない方もいらっしゃるかもしれません。

ただし、何も学んでいない人が英語を話せるようになることはありません。つまり、何事にも基礎があって、学ばずしていきなり英語がペラペラになる人は、よほどの天才以外いません。今英語ができる人も、しっかりとした努力をしてきたはずです

この意味で、受験英語は、退屈でつまらないものかもしれませんが、決してムダにはならないと思います。やっておけば、確実に英語を使えるスキルの基礎になります。

例えば、ビジネスシーンで取引先に英語でメールを書くとします。この場合、文法がいい加減な文章しか書けない場合、取引先への信用に影響します。逆に、正しい文法で英文を書くことができるということは、教養があるという印象を与えます。

正しい文法で英語を書くことができるということは、しっかりとした学習の基礎があってこそ。また、英会話をするにも、ある程度英語のルールを理解しておく必要があります。

型どおりの文章暗記型コミュニケーションでは、いわば付け焼刃のようなもの。暗記した台詞は使えますが、応用がききません。つまり、理解・継続的な学習なくして大きな成長は望めないのが現実です。

受験英語・コミュニケーションを両立する
日本語を例に考えて見ましょう。しっかりとした文章・論文を書くためには、様々な読書をして、内容を理解する必要があります。言葉のニュアンスを使い分けて、適切な用法を用いなければ、優れた文章を書くことができません。

また、話題が広い人(会話が上手い人)は、いろんなジャンルの情報を仕入れて、日夜コッソリ勉強しています。英語もこれと同じです。

受験英語=悪ではなく、勉強しだいで基礎的な学習の基盤に変えることが可能です。単語をしっかり暗記することで、様々なジャンルの英文読解が可能になり、TOEIC・TOEFL・英検対策になります。

また、文法をきちっちり覚えることで、ライティングの正確さが増します。

私自身、受験英語によって多大な恩恵を受けてきました。同時に、受験英語だけでは英語を話せるようにならないことも知っています。

やはり、英会話を上達するためには、学習と実践、両方が必要だと思います。受験英語というのは、英語を話せるようになるための前準備。

ここでしっかりと英単語や文法などの知識を脳にストックすること(インプット)で、後々必ず役に立ちます。

もちろん、役に立たないと思うことは、それこそパスすればよいのです。必要な英単語・文法事項・リーディングはきっちり学び、後は実践。英会話を上達するには、この方法が王道だと思います。

コミュニケーション中心、文法重視、どちらの学習もメリットとデメリットがあります。大切なのはバランスです。どちらかに偏ることなく、中立的な立場に立ってみると、もっと自由に英語と向き合えるかもしれませんね。

関連情報
使える英文法を身に付けるイメージトレーニング
英会話習得の基本パターン
英語の正しい勉強法は何ですか?

<<English 一息コラムへ

このページのトップへ



伸ばしたいスキル・目的で英会話&英語教材を探す
無料サンプル - 初心者向け - ビジネス - リーディング - リスニング - スピーキング - 英文法 - TOEIC対策 - レベル別 - 販売価格・スペック