今さら聞けない英語雑誌を定期購読するメリット&注意点

雑誌を読む女性

毎月様々な英語に触れることができる月刊誌の定期購読。

日本では、『イングリッシュジャーナル』や『ニューズウィーク』など、様々な月刊誌が発行されています。

毎刊様々な記事が紹介されているので、英語の多読学習や、付属のCDを使ったディクテーションやシャドウイングなど、いろいろな方法で学習を行うことができます。

そこでこのページでは、英語雑誌の定期購読を利用するときのメリット、デメリットをご紹介しています。英語の多読に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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キーワードは「最新」・「広い」・「読みやすい」

まずはじめに、英語月刊誌を定期購読することのメリットとして、

・最新の英語情報に触れることができる

・いろいろな分野の英文を読むことができる

・企画がおもしろいので、手軽に読むことができる

などがあります。

例えば、『ニューズウィーク』の場合、少し文章が硬いので、英文を読み慣れるのには正直、時間がかかります。

しかし、経済をはじめ、科学、芸術、スポーツ、ファッションまで、幅広い分野の最新情報を英文で読むことができます。

幅広い英文を読むことになるので、TOEIC対策としても有効。教養も身につくので一石二鳥です。

次に、『イングリッシュジャーナル』のような読みやすい月刊誌の場合、企画がおもしろく、読みやすいことが特徴です。

ハリウッドの有名人インタビューや、TOEIC対策など、読みやすい工夫が徹底されています。

ある程度の単語力があって、英文を読みなれているのなら、こうした月刊誌の定期購読はとてもよい学習だと思います。

特に、The Japan Times Weeklyのように、時事的な話題の英文が読めるものを購読する場合、TOEIC・英検のリーディング対策にも効果的です。

デメリットも考慮する

一方、定期購読にはデメリットもあります。1ヶ月単位なら小さな金額ですが、1年定期購読をすると、それなりにお金が必要です。

『ニューズウィーク』の場合、1冊あたり300円ほどですが、1年間定期購読する場合15,860円(52冊)、お金が必要です。1年分の教材費として考えると、そこそこの値段になります

次に、物理的なデメリットです。定期購読の場合、毎月雑誌が送られてきます。当然、放置しておくと、部屋がかさばり、しまう場所に困ります。

物を気にせず整理整頓できる方は大丈夫ですが、つい物をため込んでしまう方、掃除・整理整頓が苦手な方の場合、雑誌の置き場に困ってきます。

逆に、毎月読んだ後すぐに捨てられる方の場合は問題ありません。

どうしても「残しておきたい!」という場合、気に入った英文、何度も読みたいと思うページだけ破って、クリアファイルに保存する方法もあります。

出来るだけかさばらないよう、注意しましょう。

今後はサブスクリプションに注目

現在、毎月1,000円~のお金を投資して英語を学ぶ場合、その選択は劇的に広がっています。

特に注目したいのは動画見放題のサブスクリプションです。Netflix、Amazon Prime、そしてU-Next。今は毎月お得な価格で、英語の映画が見放題になり、映画で英会話を学ぶコストが劇的に下がっています。

英語雑誌の場合はテキスト+付属のCDという形が中心なので(CDがない雑誌もあります)、英語を読んだり、単語のストックを増やす方法としては効果が期待できます。

一方で、英語を聴いて、場面で英会話を覚えるといった方法には適していません。

あなたがどのような英語力を身につけたいのか?読むことを重視するか?それとも観て英語に親しみたいか?目的に応じて、方法を選ぶことが大切です。

関連記事:英語をVODで学ぶならどっちらがいい?【ネットフリックスVSユーネクスト】

こういう方に

また、定期購読で英文を読む前提条件があります。それは、そこそこの英語力があるということ。

雑誌の教材を有効活用するためには、少なくとも、高校2~3年レベルの英文を読めるスキルは欲しいところです。

『ニューズウィーク』等を読むと分かりますが、すごい分量があり、熟読する英文というよりは、素早く読んで、読み捨てるような内容です。

つまり、英語月刊誌は初心者向けの基礎学習教材ではないのです。

どちらかというと、多読向けで、ある程度英語ができる経験者向けのレベルだと思います。この意味で、初心者の方の場合、定期購読での英会話学習は向いていません。

定期購読を検討する場合は、一度書店に足を運び、読んでみましょう。

・アルクの『English Journal』

・『ジャパンタイムズウィークリー』

なら、どの書店でも置いてあると思います。

政治経済からスポーツ、エンタティメントまで幅広い英文をタイムリーに読めるものがおすすめです。

最後に

以上、英語雑誌の定期購読をするメリットと注意点についてご紹介しました。

英語を学ぶ費用を抑え、効果的に自己投資する。そのための手段として、現在は英語雑誌の定期購読以外、様々な選択肢があります。

大切なのは、今のあなたが身につけたい英語力を知った上で、そのメリットを活用できるサービスを選択することです。

英語雑誌の定期購読は英語を読むことによって、単語力+読解力を高めていくことができます。英語を話すというより、英語を読んだり書いたり、英語で情報収集する方に向いています。

英語雑誌の定期購読に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

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