初心者が短期間で英語のリスニング力を伸ばす「100時間」の法則とは?

ヘッドフォンの音に集中

「短期集中で最低限の英語耳を身につけたい!」

このページではそんな初心者の方がリスニング力を伸ばす100時間の法則を用いた学習法についてご紹介します。

目標はまず1日3時間×1ヶ月。それが厳しいなら1日1時間×3ヶ月。短期間で変化を実感したい初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

量は質に変化する!

「英語が聞き取れない・・・」

この悩みを解決するにはどうすればいいか?一番着実な解決方法は淡々と量をこなすこと。結果を出すためには理屈は最低限、ともかく英語に取り組むことです。

スポーツや芸術などの分野で結果を出す人には、ある一定の法則があると言われています。それは、「一流になるためには1万時間の練習量が必要だ」という10000時間の法則です。

もちろん、10000時間頑張ったからといって、誰もが一流になれるわけではないのかもしれません。そこには才能や運などの要素もあるでしょう。いや、あります。

それでも1つ、大切なことがあります。それは、「(どんな才能を持った人であれ)高いレベルの技術を習得するためにはたくさんの練習量が必要」ということです。

上達のために量をこなす、これは英語も同じです。英語学習のノウハウを知ることも大切ですが、「英語を勉強する」という行動を起こさなければ、意味がありません。そして、取り組んだことは、必ず結果につながっていきます。

最初は効率が悪く、英語をヒアリングしても、サッパリ聞き取れないかもしれません。しかし、不思議なもので、毎日長時間英語を聞いていると、「あれ?分かるぞ!」という瞬間が訪れます。量が質に変化する瞬間です。

関連記事:英語上達のブレイクスルーは突然やってくる!

できる人は最低限の「量」をこなしている!

仕事で英語を使っている人は大量の英語に触れています。

その量は一般の学習者とは比べ物になりません。それだけ英語漬けだからこそ仕事で使える能力を身につけることができるのです。

原書をスラスラ読める人は1年で30冊~50冊は原書を読んでいるでしょう。CBCやBBCのニュース英語が理解できる人は、1日何時間も英語を聞いているでしょう。

できる人は必ずと言っていいほどたくさん英語に触れています。つまり大切なのは「質」を追求する前に一定の「量」をこなすこと。シンプルですが、ここに英語上達の秘訣があります。

おすすめは1ヶ月で約「100時間」

では、英語を聞き取れるようになるにはどうすればいいか?

答えはシンプル。量をこなせばいいのです。そこで、本気で英語を何とかしたい方は、まずは100時間英語漬けになる方法がオススメです。

→1日3時間×30日=1ヶ月約100時間

短期で頑張るなら1日3時間。1ヶ月ほどで達成できます。

英語業界では1000時間の法則といって、1000時間が上達の1つの目安となる時間になっています。

とはいえ、私個人の感想として、1000時間までいかなくても、100時間。それくらい英語に取り組めば、そこで「グン」と一つの山を越えることができると実感しています。

なのでまずは100時間。しっかりトライして、投資効果を判断することが大切です。

たった1ヶ月でも英語力を伸ばすことができる

100時間なら1日3時間を目安にトライ。忙しい方でも朝と昼、夜、それぞれ1時間ずつ時間を作ることができます。

もちろん、英語を漠然と聞き流したり、集中せずにながら取り組んでいても、効果は実感しにくいかもしれません。

しかし、毎日真剣に英会話教材で英語をリスニングしていれば、自分自身の変化を実感できます。その小さな積み重ねがやがて大きな結果につながるのです。

正直、1日3時間は大変です。しかしやればやるほど英語は身につきます。

本腰で英語に取り組みたい方、短期間で実力をつけたい方は時間を確保しつつ、集中的に英語漬けになってみてはいかがでしょうか。

「1日3時間はちょっと・・・」という方は1日1時間、3ヶ月続けることを第一の目標にすることができます。ポイントは、まず100時間英語に取り組むことです。

約2ヶ月で英語の偏差値が推定40台→62に上がった話

英語力アップのために、必要最低限の時間を投資することがいかに大切なことか。それは私自身の体験から、自信を持ってあなたにお伝えすることができます。

私の大学受験体験談でご紹介していますが、私自身9月の中頃から11月まで英語を短期集中で勉強した結果、偏差値を20ほど一気に伸ばした経験があります。

このときは1日5~7時間、「英語のみ」集中して勉強した記憶がありますが、ポイントはシンプルな話です。つまり、必要な時間を集中的に投資することによって英語力は着実に伸びていくのです。

あきらめず必要な時間を英語に投資すれば、必ずブレイクスルーはやってきます。

関連記事:大学受験のために英語を短期集中で猛勉強してわかったこと

まとめ

ここまでのまとめです。

初心者の方におすすめしたいのは、必要最低限の時間を英語のために使うことです。「どれくらい?」という話ですが、まず「100時間」を目標に、英語を続けることをおすすめします。

可能なら1日3時間を3ヶ月。集中的に取り組むことによって、初期の段階では効果のビフォア&アフターを実感しやすいと思います。

もちろん、「日中は仕事をしている!」という場合は1日1時間×3ヶ月。100時間英語に取り組むことそれ自体を、一つの目標に掲げましょう。3ヶ月続ければそれはあなたの習慣になります。

習慣力は英語を身につける最強の武器です。

最後に

短期間で結果を出す。そのシンプルかつ最大のポイントはずばり「量」です。

1日3時間。計画的に英語のシャワーを浴びること。それを休まず続け、1ヶ月で100時間を目指すこと。

これによって、短期間でも英語をリスニングすることが気にならないくらい自然に取り組める基礎力、つまり土台を身につけることができます。

そこから本格的に取り組んでいきたい方はさらに1000時間を目標に、毎日英語を聴いていきます。

脱初心者するための最初のステップとしてこの100時間の挑戦は貴重です。短期間で英語のリスニング力を伸ばしたい初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

あわせて読みたい

短期間で効果実感!英語パーソナルジムのすすめ

<<英語のリスニング学習法に戻る