英語学習で英文が思うように書けないときは

文章を書く男

「英文が思うように書けない。」

「そもそも、どうやって英語で文章を書けばいいのか分からない。」

英作文にどうやって取り組めばいいか、英語学習者にとって、悩むところではないでしょうか。

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私の体験から

私が大学生の頃、このような授業がありました。

先生はネイティブ、授業は全て英語。配布資料は英文、レポートも全て英文で書き、当然提出物も英語。

1週間に1回の講義ですが、50ページほどの原書を読んで、それに対する意見等のレポートを毎週1回700~1000wordsほど書かなければなりません。私はダメ学生だったので、これは本当にきつかったことを覚えています。

グーグル翻訳などない時代、日本語で文章を書くのすら大変なのに英語で700wordsはかなりの難関。講義の最初の方は、睡眠時間を削って、必死に英文でレポートを書いていました。

マネは最強の英語習得法

では当時の私がいかにこの苦境を乗り越えてきたか?このとき役に立ったのが、受験英語で勉強した英文法です。

受験英語で構文を暗記しますよね。これを応用して、文章を作っていけば、自分で一から文章をひねり出さなくても、英文が書けます。

受験生時代に暗記した英文法が役に立つとは、思いもしませんでした。よく、「受験英語はダメだ!」と言われますが、私には十分役立ちました。

日本人にとって、ネイティブと同じ条件で英語の文章を書こうとしても、土台ムリな話です。それよりも、パターンを覚えて、それを真似して書いた方が、自分で考えて英文を書くよりはるかに効率的です。

定型文を暗記してそれを真似して英文を書く。この方法を身につける&量をこなすことで、1000words程度の英文はかけるようになります。「英作文が苦手!」という方は、このものまね法がおすすめです。

「テンプレ」をフル活用

それでは、英文をものまね法で書いていく具体的な方法です。

1冊、英作文の例文集を手元に用意します。私が使ったのは、駿台受験シリーズの基本英文700選です。

本屋さんの英語コーナーに行けば、英作文の例文集はたくさんありますので、あなたが「これは使いやすそうだ!」と思ったものでいいと思います。

例文集を用意したら、自分の書きたい内容に近いものを探し、英単語(名詞や動詞)を置き換えて、真似して書きます。それの繰り返しです。

英文のテンプレをまねして書く。

流暢な英文を書くことを目指すより、まずは型を覚え、それを使いこなす方法がベスト。私達日本人英語学習者は、この方法が一番確実で無難だと思います。

この方法を使うには、最低限の英文法を理解しておく必要があります。
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