英会話をJAZZミュージックで覚える一冊。
体を動かし、英語を楽しく身につけるチャンツ・シリーズの英会話教材。
※CDは別売りです。
この本について
英会話で使う重要表現を、80のテーマで学ぶ1冊。
「英会話の表現をJAZZのリズムで覚えていく」というコンセプトの教材。音楽のリズムで英語を覚えてしまうイメージでしょうか。
テキストの内容はこのような感じ。
チャンツと呼ばれる短い英文を、リズミに乗って音読。英語を体に染み込ませていきます。
この教材は全て英語で書かれていますが、どの英文もシンプルでかんたん。中学校で習う英語と同じくらいの内容です。
テーマですが、あいさつの方法や自己紹介はもちろん、人を招待するときや招待を断るとき、好き嫌いを表現する言い方など、日常英会話の基礎となる80ものテーマが収録されています。
基本は口語体の短い表現が中心なので、難しい英語はほとんど登場しません。
ユニットごと、かんたんなエクササイズも。
『Small Talk: More Jazz Chants』を一通りやってみての感想ですが、基本はテキストは確認程度に使うくらいで、メインはCDを使った体感学習。
CDをかけながら、歌と一緒に英語を口ずさみ、英語を覚えていきます。
注意点ですがテキストを購入してもJazz ChantsのCDはついてきません。CDはあくまで別売り。
テキストとセットで購入すると、ブック教材としては結構高価格になります。欠点を言えば、その点でしょうか。
(※ただ、テキストよりもCDがメインの教材なので、テキストだけだと物足りないかもしれません。)
こちらの動画は、Small Talkの著者であるキャロリン・グレアム。Jazz Chantsのイメージがつかめます。
Teaching Jazz Chants – Carolyn Graham
(!再生すると音が出ます)
「リズムカルに英語を口ずさんで、体に染み込ませていく」という方法は、とても効果的だと思います。
基本的な英会話を習得したい方には、よい教材になると思います。
評価(☆5つが最高得点)
分かりやすさ:☆☆☆☆☆
充実度:☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆☆
初心者向け度:☆☆☆☆☆