留学経験ゼロでTOEIC満点、英語ペラペラになったという著者の努力論。
「努力しだい」で英語はマスターできる!
この本について
「留学経験ゼロでTOEIC満点、日常英会話ペラペラ」という著者による、英語習得論です。
「留学しなくても、本人の努力しだいで英語はマスターできる!」という内容で、そのための方法がたくさん紹介されています。
では、どんな方法で英語を身につけられるか?
著者によると、今の日本で英語を身につけるのは簡単で、ネットや映画のDVD、英語を身につけられる環境は十分あるそうです。
具体的には、
・洋画や海外ドラマで日常英会話を覚える。
・ネットで英語ブログを作り、ネイティブと交流する。
・CNNやBBCなどのニュースを聞く&新聞社の英文を読む
・オンライン英会話を利用する。
など、日本国内で英語を覚えるためにできることを中心に普段から英語にトライ。できる範囲でコツコツ努力していくことが重要だそうです。
継続は力なり!
私も、普段から洋画で英会話を勉強したり、ネットで海外の英語サイトを見ています。
そこで、確かにこのように日常的にできることを、できる限り続けていくのは大切なことだ、と感じています。
なぜかというと、やはり語学は持続力。普段から、英語に関心を持ち、日常的に勉強&アウトプットしていくことで使えるようになるからです。
本書では、留学経験のある帰国子女や日本語ペラペラの外国人に言葉を身につけた人の例が紹介されていますが、
・現地のコミュニティに参加し会話に加わること。
・テレビドラマなどを見て、分からない言葉を辞書で調べて覚える。
・朝から夜まで、覚えたい言語で考える。
など、自分から積極的に行動し、覚えたことを実践していくことの大切さが書かれています。
・大人は大人の英語習得法がある(P18)
・英語も必要なTPOがある(P26)
・受験英語、TOEICと日常英会話の違い(P40)
などの面白い話が多くて、読んでいて勉強になりました。
ネットがあれば英語も覚えやすい?
この本の他の英語本ではあまり見られない視点があります。それは、「ネットやSNSを活用して英語を覚えよう!」という視点です。
twitterやフェイスブック、Google.com(アメリカのグーグル本家)などのツールを使って、英語をインプット&アウトプットしていく方法が紹介されています。
twitterやフェイスブックでネイティブと交流しつつ英作文の練習、Google.comの英語学習向けの活用法など、具体例が満載。マネして取り組むのが簡単にできます。
まぁ、私はtwitterやフェイスブックは使わないので利用できませんが、Google.comの活用法は、ぜひ参考にしたいと思います。
確かに、今はネットを使えば、かなり便利に英語を学べるようになりました。
私も英会話教材+洋画+ネットという具合に、普段からいろんな方法で英語に触れていますが、無料で海外の英語のニュースサイトを閲覧できたり、Youtubeで著名人の動画を見れるのは、とても便利です。
また、ネットが使えればオンライン英会話もできます。
リーズナブルに英会話レッスンが受けられますので、英語を話す練習もできます(初級者の方はオンライン会社をきちんと選ぶ必要があります)。
たしかに、今の時代はわざわざ留学しなくても、それなりに英会話を習得できる環境は、充実しているのかもしれません。
参考になった英語本でした。
評価(☆5つが最高得点)
分かりやすさ:☆☆☆☆☆
充実度:☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆☆
初心者向け度:☆☆☆☆☆