日本人の独学者の視点から語学の効果的な習得法を学ぶならこちら。
どうすれば効果的に語学を覚えられるか、その具体的方法をこの本で。
この本について
ほぼ独学で7ヶ国語を身につけたという著者による語学習得法をまとめた本。
著者によると、語学が身につかないのは次の2つに原因があるそう。
外国語が身につかない理由(P2)
1・勉強法が間違っている。
2・勉強量が足りない。
では、どうやって勉強して語学を習得していけばいいのか?
それがこの本のメインテーマ。
この本では、
・音と世界のイメージをつなげる(P33)
・英文を暗記するのではなく、使っている場面をイメージする。(P36)
・教材は好きなジャンルでOK。(P38)
・何度も繰り返す。同じ単語、フレーズを耳にする機会を作る。(P43)
・ともかく聞く。量をおろそかにしない。(P65)
・発音練習はテレビやドラマを利用してバーチャルとレーニング。(P78)
・行けるなら短期留学する。(P200)
など、実践的な勉強法が書かれています。
どれも今すぐ実践できる内容で、勉強するときに頭に入れておくことで、効果的に語学が勉強できます。
感想など
英語を頑張るには努力だけでなく正しいプロセスを経ること。そのためには具体的に何をどう注意すればいいのか。そこまでがセットで理解できた本でした。
語学を1つマスターすると、それによって語学を覚えるコツがつかめて、次の言語の習得も楽になる。
ということは、やはり上達にはきちんとコツがあって、そのプロセスに則って努力をしていくことで、効果的に語学を習得できる。
本書を読めば、そのことが納得できます。
「英語を勉強してペラペラになりたいならなず、上達にコツがあること」
このことを知ることが、大切なことなのだと思います
評価(☆5つが最高得点)
分かりやすさ:☆☆☆☆☆
充実度:☆☆☆☆☆
難易度:☆☆☆☆☆
初心者向け度:☆☆☆☆☆