「英語で」世界史を勉強。
英語の長文を読み慣れつつ、教養も勉強できるお得な本がこちら!『英語対訳で読む世界の歴史』のレビューです。
こ『英語対訳で読む世界の歴史』について
コンパクトな新書で、英語の長文を読み慣れることができる本。
見開きで左のページに英文、右のページに日本語訳という構成になっているので、英文を読みつつ、分からないところだけ、日本語で意味を確認できます。
個人的にこのタイプの本は好きで、受験生の頃に愛用していた『速読英単語』という本を思い出します。
『速読英単語』はZ会の大学受験の本で、「長文を読みながらな英単語を覚えていく」というのがコンセプト。
この本でトレーニングすることで、語彙力だけでなく、英文読解力も身につく優れた教材です。
『英語対訳で読む世界の歴史』も、『速読英単語』と同じく、英文を読み慣れることはもちろん、英単語もストックできます。
難しめの英単語には、単語の上に意味が書かれているので、英単語を覚えつつ、英文を読み進めることができます。
また、ボリュームもそこそこあり、この本を読み切ることで、語彙力のアップはもちろんのこと、英文も読み慣れることができ、速読力のアップも期待できます。
内容は入り口程度だが
注意点ですが、この本は、あくまで英語で世界史を読む本で、世界史を専門に勉強する本ではありません。
あくまで、世界史のアウトラインを英語で勉強する本で、メインは英語の長文読解です。
この『英語対訳で読む』というシリーズは、世界史のほか、日本の文学や歴史、数学、経済など、様々なジャンルが出版されています。
英語の長文を読み慣れつつ語彙力を強化していくことができるので、興味関心に応じて、楽しみながら英語を勉強できる良い本だと思います。
英語の長文の読み込みに慣れつつ、かつ一般常識的な世界史をマスターするならこれ一択。いろんな意味でお得な本です。