英語で失敗する人には特徴がある。『「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣』のレビュー

外資系バイリンガル秘書の驚き英語習得がこちら。

英語をモノにするには日常の習慣から、どんな習慣を持てば英語が身につくのか、参考になるアドバイスが満載!

この本について

外資系で秘書として働いているバイリンガルの著者が、一体どうやれば英語を効果的に習得できるのか。

その秘訣を分かりやすく一般向けに説明している本です。

内容も、

「英語を話せる人は単語帳を全て覚えようとしない、挫折する人は単語帳を一から全て覚えようとする」(P22)

「英語が話せる人は音読を習慣化して、挫折する人は面倒でやめてしまう」(P38)

「英語が話せる人は英語をじっくり聴き、挫折する人はシャワーを浴びるように英語を聴く」(P68)

というように、「英語をモノにする人はこう、挫折する人はこう」という説明があり、分かりやすさに重点が置かれています。

この本を読み、間違った勉強法をやめることで、より効果的に英語を習得していくことができます。

純国産英語学習者が知っておきたいこと

著者は、海外暮らし経験なし、留学経験なし、短期ホームステイ経験なし、英会話教室未経験という状況で、自力で英語を習得した経歴の持ち主だそう。

英語を身につけるために何より大切なのは英語の勉強を習慣することというのが本書の一番の主張。

英語はともかく習慣化が大切。勉強するにも丁寧に、毎日粘り強く取り組んでいく。

この考え方は、普段英語を身近に接することがない、国産英語学習者の私たちにとって、とても参考になると思います。

ポイントは勉強の習慣化

この本では、どうやって英語を取り組んでいけばいいか、その具体的な方法も書かれています。

例えばP38~の音読

1・自分の実力よりも少し下、やや優しいの英文を選ぶ。

2・スラッシュで区切る。

3・毎日音読する。

このような具合、「こうやって練習して英語を習慣化していきましょう」というヒントが満載です。

個人的にも、英語を続けることの大切さを実感していて、続けてこそ英語がモノになるという考え方は、本当にそうだと思います。

英語に王道なし

「英語をペラペラ話せるようになりたい!」

「TOEIC800点取得して出世に役立てたい!」

私たちが何かの理由で英語を始めたいと思う時、いかに速く、効率的にできるか、効率を求めがちです。

ところが、英語学習に王道なし、「こうやれば絶対こうなる!」という即効薬もありません(もしかしたら、あるのかもしれませんが)。

ではどうすればいいのかというと、やっぱり日々の英語を継続していくことが一番大切なことだと思います。

マイペースを貫く

英語をモノにする。

そういうときに大切なのは日々コツコツ、やるべきことをこなしていくこと。

『「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣』では、英語を習慣化することの大切さ、そのための方法を分かりやすく書かれています。

ヒント集のような形式の本なので、ページをサラサラめくって、気になるアドバイスを実践していく、そんな使い方ができる本になっています。

英語に興味がある方、「頑張ってみよう!」と思ったら、この本のアドバイスが参考になるかも。

評価(☆5つが最高得点)

分かりやすさ:☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆☆

初心者向け度:☆☆☆☆☆

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