これが英語の教養力。『アメリカの大統領はなぜジョークを言うのか』のレビュー

本イメージ

歴代アメリカ大統領の英語のジョークをもとに、ユーモアのセンスを身につけていく本。

この本ではなぜアメリカの大統領にユーモアのセンスが必要なのかが真剣に説かれているのが非常に面白いですが、大統領でなくてもジョークのセンスは磨く価値あり。

さっと気軽に冗談を言えればコミュニケーションが充実しること間違いありません。

本書ではジョージ・ワシントンやセオドア・ルーズベルト、リンカーンなどアメリカ歴代大統領のジョーク+解説が充実。

ジェームズ・マディソン(P14)

I would much better rather be home in bed.

(就任式のパーティーに出るより)私は家で寝ていたいね。

ジョン・F・ケネディ(P138)

I like being President. The pay is good and I can walk to work.

大統領になるのはいいもんさ。給料がいいし、歩いて職場に行ける。

ウィリアム・J・クリントン(P174)

Being President is like running a cemetery. You’ve got a lot of people under you, but none of them are listening.

大統領になるということは、墓地を経営するようなもんさ。下にはたくさんの人がいるけど、誰も耳を傾けてくれはしないのさ。

という感じで、英語+ユーモアのセンスを合わせて身につけていくことができます。

また本書は解説が充実。

歴代大統領を通じてアメリカ史の勉強にもなるので、知的教養を高めることができます。

英語を学ぶ息抜きに読むと、ジョークセンス+アメリカについて詳しく理解できます。個人的には、かなり満足度が高かった本です。

評価(☆5つが最高得点)

分かりやすさ:☆☆☆☆

充実度:☆☆☆☆☆

難易度:☆☆☆☆

初心者向け度:☆☆☆☆☆

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