ジブリ映画『風立ちぬ』を英語で観た感想

風立ちぬ [DVD]

宮崎駿監督の最終作品、『風立ちぬ』(英題はThe Wind Rises)のDVDを購入しました。

一度、日本語で映画を観たのですが、英語音声+字幕がついていることに気がつき、今度は英語で『風立ちぬ』を観てみました。

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字幕を英語にすると、冒頭の名台詞にきちんと字幕がついてきます。

風立ちぬ、いざ生きめやも。

The wind is rising! We must try to live.

映画を観ながら英語を聞きとり、字幕で意味も確認、『風立ちぬ』を楽しみつつ、英語の勉強もできます。

(表示される字幕は台詞と違う場合もあります。)

それにしても面白いもので、オリジナルが日本語のものを、英語版で観てみると、同じ内容の映画にも関わらず印象がガラリと変わるのはなぜでしょう。不思議です。

映画の冒頭、二郎少年が教師に外国の飛行機本を借りるシーン。

二郎少年と教師

日本語では品のある礼儀正しい少年が品よく先生に頭を下げている(ように見える)のですが、英語だと、とてもフランクで快活な元気少年に。

坊主頭の二郎少年と先生のイメージが、日本語版とはガラリと変わります。

声優にしても、英語版はハリウッドの有名な役者さんが声を入れていて、キャストの豪華さに驚きます

こちらのカプローニは『シャル・ウィー・ダンス?』や『ラブリー・ボーン』で有名なスタンリー・トゥッチが声優をしています(日本版は野村萬斎)。

カプローニと二郎

主人公の二郎を演じるのは『インセプション』で有名なハリウッド俳優ジョゼフ・ゴードン=レヴィット。

日本語版のインテリ風青年の二郎が、マッチョでダンディな男になり、二郎のイメージや雰囲気がガラリと変わります。

ヒロインの菜穂子は有名ハリウッド女優のエミリー・ブラントが担当。ずいぶん大人びた色っぽい女性に変わり、声、言葉が違うだけで印象がかなり変わることを実感します。

こちらは二郎と菜穂子、二人が再開するシーン。音声だけ聞くと、まるでハリウッド映画のラブシーンの1コマように。日本語版とは印象がまるで違います。

二郎と菜穂子が出会うシーン

次のシーンは二郎と菜穂子、二人が黒川夫妻のもとで結婚する場面。

二人それぞれ結婚の盃を交わし、黒川夫妻に正座をして礼を述べますが、英語のダンディな二郎の声、色っぽい菜穂子の声に少しだけ違和感を感じて、おかしかったです。

二郎と菜穂子の結婚シーン

言葉というのは、コミュニケーションのためのツールであると同時に、その言葉が使われている国の文化を示すものです。

言葉と文化、国民性はリンクしていると言われますが、日本映画の典型である『風立ちぬ』を英語で観てみると、そのことがより実感できます。

英語を勉強の息抜きに、日本産の映画を英語で楽しんでみると、思わぬ発見があるかも。

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風立ちぬ

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