先日、高校時代付き合いのある友人たちと仲間内で同窓会をしました。
そのとき、既婚者で4歳の男の子を育てている友人のA君が、子どもの教育の話を始めました。
A君によると、彼の2歳年上の奥さんが教育に強い関心を持っていて、4歳になったばかりの息子さんに、水泳と幼児向けの英会話スクールに通わせているそうです。
A君は、水泳はともかく、「子どものうちから英語をやらせても仕方ないだろう」と心配で、英会話スクールに通わせることに否定的だったそうです。
しかし、子どもが楽しそうに英会話スクールに通う様子を見て、「子どもが楽しんでいるなら、それはそれでいいかな」と考えを変えたそうです。
私も、A君と同じように、子どもが小さいうちに英会話教室に通わせるのはどちらかというと心配というか、「必要はないかも」と考えていたタイプなので、この話を聞いて、少し意外に感じました。
効果だけを期待するなら意味はないかもしれないが
確かに、「英語を身につけさせる」という点においては、週に1~2度英会話スクールに通わせても、期待するほど、目に見える効果は期待できないかもしれません。
子どもを週1~2回英語教室に通わせても、アルファベットや簡単な英単語、ごく簡単な日常英会話を覚えられるくらいがいいところだと思います。
少なくとも、週1~2回英語教室に通わせて、「子どもがネイティブのように英語ペラペラになった!」というような効果は期待できないと思います。
しかし、英語を体験的に子どもに経験させることで、子どもが大きくなったとき、学校で英語を勉強するようになったとき、その抵抗感を減らすことができるのではないか。そんな風に考えました。
この意味で、子どもに過剰な負担をかけない範囲であれば、体験的な英語教育は、それなりに意味があるのかもしれません。
子どもが楽しんでいれば
子どもを英会話スクールに通わせるとなると、時間もお金もかかります。
そのため、ある程度、目に見える効果を期待したくなるのは仕方ないかもしれませんが、A君の話を聞いていると、幼児英語教育は子ども次第だと実感します。
小さいうちから週何回か英語のレッスンを受けさせても、英語ペラペラのバイリンガルになる保証はどこにもありません。
しかし、A君の子どものように、楽しそうにアクティビティに取り組んでいるのなら話は別。
英会話教室に通う効果を過剰に期待せず、子どもが楽しめる範囲において、英会話スクールに通わせるのもありかな、という気がします。
幼児英語教育については、賛成意見や反対意見、様々な意見がありますが、一番大事なのは、実際の子どもの様子。
過剰な期待はせず、子どもに英語を楽しんでもらい、英会話=楽しいというイメージを持ってもらうことができれば、それは大きな成功なのかもしれません。
まとめ
小学校でも英語が必修化。時代はいよいよ、英語を勉強することが当たり前の時代に突入しています。
そのため、「我が子にはバイリンガルになってもらいたい!」という親の願いで、幼児英語教育を始める人も増えています。
とはいえ個人的な意見としては、英語も大切かもしれませんが、まずは日本語。子どもの教育には優先順位をしっかり考えておきたいところ。
英語を勉強するのが遅い=英語が身につかないという話ではありませんので。
「子どもに英会話を習わせたい」と思ったら注目したい英会話スクール