効果があるけどお金がかかる英会話マンツーマンレッスン。グループレッスンに比べ、お金が少なくとも数倍は必要です。
英会話スクールでマンツーマンレッスンを受ける場合、ネイティブスピーカーの人件費などの関係で、どうしても受講料を高くせざるを得ません。英会話スクールも企業なので、その点は仕方ありません。
「どうにかもっと手軽な費用で英語の個人レッスンを受けることができないのか?」
多少行動が必要ですが、実はあるんです。
ある日マンツーマンレッスンを受けることに
私が中学校を卒業したとき、父親が若いオーストラリア人のカップルを英語のレッスンと言って家に連れてきました。私の父親は、大学で教えていて、そこで出会ったそうです。
彼らはオーストラリアからの留学生で、大学の掲示板に英会話レッスンの案内を出していました。その案内を見た私の父親が、彼らを家に連れてきたのです。
マンツーマンのレッスンで、料金はというと、1時間数千円もかかりませんでした。実際のレッスン代は、英会話スクールに比べ格安※です。
英語のマンツーマンを受ける方法は、何もスクールだけではないのです。個人間でレッスンを頼めば、スクールでマンツーマンを受けるより、格安で英会話のプライベートレッスンを受けることができます。
つまり、留学生などのネイティブスピーカーを探して、直接交渉するのです。こうすることで、驚くほど格安にマンツーマンレッスンを受けることができるのです。
少し勇気がいるが
具体的に個人でネイティブスピーカーを探す方法としては、
・大学で掲示板を見る(あなたの母校が一番安心です)
・母校の教授に紹介してもらう
などの方法があります。
母校なら卒業生としても顔を出すことができますし、掲示板に「英会話レッスン希望」という張り紙がなくても、知り合いの教授(ゼミでお世話になった教授がよいでしょう)に紹介してもらうことができます。
勇気のある方なら、直接留学生に声をかけて交渉してもよいでしょう。ただし、本当に勇気がいりますし、相手を安心させるような証明を見せる必要があります。
もちろん、料金の交渉も自分で行います。ただ、あまり値切りすぎず、お互いにナットクのできる料金を提示、合意しましょう。
ところで、なぜ留学生かというと、レッスンの質に関しての問題があるからです。
英会話レッスンの際、「ネイティブスピーカーであればだれでもいい」と考えていると、痛い目に合います。場合によってはトラブルにも合うかもしれません。
そこで大切なのが質です。日本にわざわざ留学に来ているネイティブの人は、それなりに勉強をしてきています。「質」の点では、大きなハズレは少なくなると思います。
それに、あらかじめ専攻や何のために日本に来たのかを聞いておけば、その人となりが分かります。個人間のレッスンは信頼が大切ですから。
個人レッスンを効果的にするコツ
上手くよいネイティブスピーカーが見つかり、話がまとまったら、次のことを覚えておきましょう。
「あなたが主導でネイティブスピーカーをリードする」
「えっ?立場が逆じゃないの?」と思われたかもしれませんが、個人レッスンの場合話は別。
あなたが勉強することを指定し、「こういう方法で英語を教えて欲しい」というような主導的な立場に立つことをおすすめします。
なぜなら、個人のネイティブスピーカーは、英会話スクールのネイティブのように、英語を教えるプロではありません。相手は教師ではないのです。
だから、あなたが勉強したいテキストを持ってきたり、自分が身につけたい教材を用意して、主体的にネイティブスピーカーを使いましょう。
スピーキング・発音などチェックをしてもらったり、授業プランはあなた次第です。
私の場合は、中学校の時使ったテキストの発音をチェックしてもらい(「see」と「sea」の発音をよく注意されました)、ビートルズの「アクロス・ザ・ユニヴァース」という曲の詩を教えてもらいました。
個人でネイティブを探す場合、手間や質等で、英会話スクールのマンツーマンレッスンより大変かもしれません。その分、料金を抑えることができますし、何より行動力がつきます。
そのネイティブスピーカーが友人になるかもしれません。英会話レッスンに興味がある方は、スクールの無料体験に参加することができます。
参考にどうぞ。