あなたは知っていますか?
7歳で英検2級、小5で英検準1級。そして12歳でTOEIC980点を取得した天才英語少女藤田紅良々(くらら)さんの話を。
ネットで知り動画を観たのですがまさに仰天。世の中にはほんとうに、すごい才能を持つ人がいることを実感します。
天才英語少女の勉強法
藤田さんが海外生活の経験ゼロ。
英語を始めたきっかけは3歳からの英語教室で、生粋の日本人で英語を学ぶ環境としては、私たち普通の日本人と、何一つ変わるものはありません。
それで具体的に何をどう勉強したのか。興味がある方は動画をぜひチェックして欲しいですが、いくつか要点をご紹介します。
・同じページに日本語の対訳が載った英語の本を100冊読む。英語+対訳付きのものなら漫画でも小説でもなんでもOK。
・100冊読み終わったら好きなハリウッド映画10本を、英語音声×英語字幕で観る。慣れたら字幕なしにする。
・これやると大学受験レベルの英語どころかネイティブが日常会話で使う単語や文法の95%理解できるようになるらしい。
このステップで、わずか12歳でTOEIC980点という、前例のない結果を手に入れたそうです。
日本人が英語をものにするために必要不可欠なステップ
この勉強を見て感じたことは、やはり日本人が英語をものにするには、まず文字から入らなければいけないこと。
つまり多読による語彙力、文法力の強化が必要不可欠であることを実感します。
英語を多読する。
それによって、様々な英語の言葉を覚えることができます。だから次に英語を観て聴くときも、「この言葉は分かる!」というものが増えていきます。
私たち日本人が、このプロセスを抜きにして、英語が全く分からないのに、英語のシャワーを浴びては意味がありません。
だからこそ、まず日本語を使って英語を学ぶ。そしてそこから英語オンリーに進んでいく。
これが私たち日本人にとって自然かつ王道の英語習得法と考えることができます。
英語の多読におすすめなのは
私も藤田さんの話を知って、改めて多読の重要性を実感。
良い話を知ったらすぐに試すことが重要なので、100冊読破を目指して見開きで英語+日本語になっている本を購入。
読み進めています。
ジュンク堂や紀伊国屋など、大きな書店の英語コーナーに行けば、いろんな会社のものが見つかります。
個人的に使いやすくておすすめなのは、IBC対訳ライブラリーの「英語で読む」シリーズ
その理由ですが、英語だけでなく知的な教養となる本が多いこと。
シェイクスピアを始め、欧米では定番のイソップ。
日本の古典も英訳されています。
そして次に大切なのが英語と日本語訳。このように見開きで分かりやすいのが1つ。
そして、英語が平易でシンプル。分かりやすいです。おまけにページの下には難しい英単語の訳も。
一度IBC対訳ライブラリーを読めば、いかに読者のことを考えて本が作られているか。すぐに分かります。
なので個人的に英語と日本語の見開き対訳本は、IBC対訳ライブラリーがとくに気に入っています。
「藤田さんのように英語力を身につけたい。まず多読から始めてみよう!」
という方は、IBC対訳ライブラリーがおすすめです。
最後に
英語を学ぶのに年齢は関係なし。
若くてもすごい人はすごい。そのすごいところを素直に勉強させてもらうこと。藤田さんの話を知り、その大切さを改めて実感しています。
それにしても、12歳でTOEIC980点はすごい。そして、海外生活経験ゼロの、普通の日本人と同じ環境で英語力を身につけたこと。
そのことについて、驚愕してしまいます。
ということは、必要な環境を用意して、英語力を伸ばすために必要なことをする。それによって、海外生活の経験がなくても、英語をものにすることができる。
藤田さんは例外なのかもしれませんが、その勉強法は英語を頑張る日本人学習者にとって、非常に示唆に富んでいます。
英語の上達法に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。