英会話 上達のウソとホント② – 英語と日本語の関係から

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「イギリス人やアメリカ人、が日本語を覚えることが難しいと同じように、日本人にとっても、英語を習得するのがもともと難しい。」

研究によると、この理由は、もっぱら日本語が英語とあまりにもかけ離れた、体系の違う言語だからだそうです。

英語を学習する上で、まずこのことを知っておくことが大切になります。

そして、日本人が中学・高校と英語を学習しても身に付かない理由は、教育に問題があるのではなく、日本人にとって、英語があまりに異質な言語だから(学ぶのが難しい)だそうです。

言語関係の距離と習得のしやすさの関係
言語の距離 近い 遠い
身に付けやすさ

(マスターするための努力)

・身に付けるのが楽

・マスターするための学習時間も短い

・身に付けるのが大変

・マスターするための学習時間も長い

日本語と英語は言語関係の距離が遠い

→日本人にとって英語は、学ぶのが難しく、マスターするためには多くの時間が必要!

臨界期説は?(早期英語教育に意味はある?)

臨界期とは、英語の早期教育で注目される理論です。内容は、「12・13歳までに英語を学んでおかないと、身に付かなくなる」という考え方です。

よく、幼児向けの英語スクール等で使われている理論ですが、実際どうなのでしょうか?現段階で分かっていることは、次の通りです。

・確かに言語学習は年齢が早いほど有利

・しかし、絶対的な指標ではない

・もしも子供をバイリンガルにしたいなら、中途半端に英語を聞かすのはムダ

・大量の英語を聞かせないと、身に付かない

そして、もしも子供を英会話スクールに入学させたいと考えているなら、宣伝を鵜呑みにするのはやめて、じっくり検討した方がよいそうです。

また、臨界期の説、「○歳までに英語を学ばないと身に付かない」という根拠は、際にはあやふやだそうです。

というのは、乳幼児の言語習得の研究で、次のことが分かっているからです。

1・乳幼児が世界の言語に存在する音を認識できる

(研究で判明、赤ん坊は、世界のあらゆる言語を話せるようになる可能性がある?)

2・ところが、その力は1歳時を境に急激に低下する

3・乳幼児は母語に必要のない音を区別しだす

4・結果、第二外国語(私達の場合の第二外国語は英語)の習得が難しくなる

もしも第2外国語の習得が1歳を境に急激に難しくなるのなら、臨界期説自体が成り立たないということになります。

結論として、この分野については、まだまだ「仮説」が多く、100%確かなことは分かっていないのが現実だそうです。

次のページでは、英語習得の身近な疑問についてです。

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