私が英語と出会ったのは中学生の頃。英語の先生がこう言いました。
「英語はコツコツ勉強することが大切です。毎日授業の予習をして、教科書の内容を予習しましょう。辞書を引いて英単語の意味を確認しましょう」
ここで初めて、英語のジーニアスという辞書を買いました。これが私と英語辞書の出会いです。
そもそも、なぜ辞書が必要なのか?
英語のサイトを運営していることから、時々「辞書は買う必要がありますか?」という質問を受けます。
結論から言うと、自分用の辞書は持っておいた方がいいです。英語に取り組めば取り組むほど、単語を調べて覚える機会が多くなるからです。
電子辞書なら、調べた英単語の履歴をチェックできるので、英単語の復習や暗記もできます。
分からない英語はきちんと辞書で調べる。この積み重ねが大切です。辞書の形態については、紙や電子、スマートフォンのアプリ、カタチは関係ないと思います。
「用例が少ない!」と言われているスマートフォンやアンドロイドですら、Longman Advanced Lerner Englishなどの辞書アプリをインストールできる時代です。
あなたが使いやすいタイプの辞書を使えばいいと思います。
便利で使いやすいものを選ぶ
私の場合、紙の辞書(オックスフォード現代英英辞典)と電子辞書の2つを使用しています。
紙の辞書もいいのですが、個人的には電子辞書が便利だと思います。
最近の商品は機能がいいので、音声はもちろん、自分用に辞書をカスタマイズすることができます。
理想論で言えば、最終的には英英辞書オンリーがベストです。英語を日本語に訳さないで理解することが大切だからです。
慣れないうちや、語彙力が足りないうちは英和でよいと思います。
それに、最近の電子辞書は、ジーニアス英和辞典やプログレッシブ和英中辞典のような基本辞書はもちろん、オーレックス英和辞典&和英辞典などの良い辞書もデフォルトで収録されています。
機種によっては、アルクのキクタン(英単語集)も収録されているようで、内容がしっかりしています。追加インストールもできるので、長く使う分も問題ないでしょう。
紙の辞書もいいのですが、いかんせん重くて場所をとるので、家の広さなどを考えて選ぶといいと思います。
大切なのは辞書を使って分からない英単語調べること。それができるなら、辞書のカタチは問題ないでしょう。
最後に
今や、スマホを使えば簡単に英単語の意味を調べられる時代。
わざわざ辞書を用意して使うことにどんな意味があるのか。疑問に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、スマホではなく辞書で英単語の意味を調べる。発音記号を読み、例文を参照し、調べた英単語周辺の単語もチェックしておく。
こうした辞書ならではの行動が、実は結構大切だったりします。
いずれにせよ大切なのは辞書を引く習慣を持つこと。小さなことかもしれませんが、特に大切にしたい英語を学ぶ習慣です。