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こちらでは、当サイトの管理人プロフィールをご紹介しています。「どんな人が運営しているの?」と気になった方は、ぜひご覧ください。
管理人プロフィール
愛知県生まれ。同志社大学文学部英文学科を卒業後、公立校の期限付き英語教師を経て独立。現在は、Webメディア運営やBGMのライセンス販売など、作曲業にも従事しています。
英語歴
私の英語歴は、もう20年以上になります。
中学校で英語と出会い、最初の成績にガッカリして英語が大嫌いになったものの、洋楽に触れることで英語にハマり、音楽の道を志すも進路転換。「英語の先生になろう!」と思い、京都にある大学の文学部英文学科に進学しました。
大学では、英語習得理論や指導法を積極的に学び、学生時代には3年間、塾で小学生から高校生までの指導を担当しました。
当サイトでは「初心者が英語を身につけるために必要な情報」を主要テーマに、以下の内容をお届けしています。
・大学で学んだ言語習得理論
・3年間働いた塾や赴任先の学校現場で気づいた実践的な知識
・私自身が英語を勉強してきた経験
また、さらに実践的な情報として、
・英語教育のメソッドを学び、実用ベースで応用
・英会話教材を購入し、その効果を自己体験
・英会話スクールでの体験談
など、常に新しい英語学習情報を収集し、初心者の方に役立つ情報をお届けしています。
経歴
愛知県出身です。英語との出会いは、とてもありきたりで、中学校に入学してから始まりました。初めての外国語ということで、最初は真面目に授業の予習・復習を続けていました。
しかし、成績はいたって普通。5段階評価のうち、いつも真ん中の「3」をキープしていました。英語が得意ではない生徒でしたが、中学2年のときに転機が訪れます。
英語の先生が出産・育児休養で休職し、新しい先生が赴任してきました。その先生はとても親切で、分かりやすい授業をしてくれました。
おかげで英語学習に熱が入り、初めて「4」(5段階中)の通知表をもらいました。このとき、「ひょっとしたら勉強すればものになるかも」と感じたことが、今の自分につながる一瞬でした。
次の転機は中学3年生のころ、ビートルズなどの洋楽との出会いです。英語の授業で聴いた「Let It Be」に衝撃を受け、このとき初めて、英語が「科目」ではなく、もっと魅力的な何かだと感じました。
ほかにはエルヴィス・プレスリーやピストルズなども聴きましたが、やっぱりビートルズは特別でした!
無事に高校受験に合格し、入学したものの、英語の成績は一気に急降下しました。しかし、オアシスやブラー、レディオヘッドなど、ブリティッシュミュージック全盛期の洋楽にどっぷりハマったおかげで、英語が身近な存在になりました。
毎日、高校へ通う電車の中で洋楽を聴きながら通学し、音楽を通じて英語に浸りました。それでも、相変わらず英語の成績は「赤点ギリギリ」の状態でした。
人様に公開するのは恥ずかしいことですが、私の失敗を含めた経歴を正直にお伝えしているのは、私の失敗体験を共有することで、「失敗しても英語はなんとかなる!」という事実を伝えたかったからです。
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大学受験、本気で英語を勉強!
高校卒業後、音楽家を目指して地元愛知県から東京へ上京し、立川近郊でひとり暮らしを始めました。
夢の実現を目指して日々を送っていたものの、東京での生活が1年以上過ぎた8月、これからどうするか悩んだ末、大学受験を決意しました。それが9月の中頃のことです。
受験勉強を始めるにはかなり遅いスタートで、さらに生活のためにアルバイトをしなければならなかったため、志望校は京都の私立大学1本と決め、配点の高かった英語を重点的に勉強することにしました。
まずは志望校の赤本を購入し、英語の問題を解いてみました。合格ラインは200点中最低160点。それで実際に解いてみると、数ページに及ぶ長文に「わけわかりません」状態でした。
「これはやばい・・・」と本気で対策を考え、Z会の多読英語長文を購入して、少しずつ勉強を進めました。
当初は、2行の文章を訳すのに30分以上かかるほど超英語オンチでしたが、このときの受験勉強が、のちに大きな資産になるとは、このときは考えてもいませんでした。
勉強を始めて1ヵ月半後の11月、模試前の偏差値はおそらく50を下回るくらい(推定)でしたが、いきなり60を突破しました。
「英語は頑張れば何とかなる!」という自信を持ち、1日少なくとも5時間以上の英語学習を自分に課しました。私大の受験は英語がカギになることを知っていたので、とにかくやり続けました。
課題は長文に慣れること、単語力をつけること、最低限の文法を暗記すること。朝5時に起き、前日の文法問題の復習などを行い、英語に慣れるようにしました。
こうして受験という大きな壁を前に、英語をコツコツ勉強した結果、幸運にも第一志望校に合格。そして、志望校は母校となりました。
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カルチャーショック!英語が話せない
受験である程度点数が取れるようになると、「自分は英語ができる」という変な自信が湧いてきます。しかし、いざ大学が始まると、そのささやかな自信が打ち砕かれる場面に遭遇します…。
私が入学した大学は、いわゆる帰国子女が多数を占める英文学科でした。
入学式が終わり、学科ごとの会場に移動して教授の挨拶を聞いていると、次に外国の方(後に教授だと判明)が登場し、いきなり全部英語でスピーチを始めました。その内容がまったく理解できませんでした。
この時から、大学生活への不安を少し感じ始めたのですが、予想は見事に当たりました(?)。
英文学科だから当然かもしれませんが、必須科目には英語がたくさん。リーディング、ライティングの専門クラスからスピーキング、英米文化の授業まで、「これでもか!」というくらい英語漬けの毎日でした。
特に困ったのは、授業がすべて英語で行われる授業(日本語NG、イングリッシュオンリーの授業)でした。
担当は外国人の先生で、うまく話せないと「Speak up!」とせかされ、プレッシャーを感じました。本当に冷や汗をかく時間でした。
まずは話してみること
ところが、ハードな英語での授業ばかり受けていると、意外と話せるようになってきます。というのも、「ネイティブらしさ」をあまり求めていないことが分かったからです。
「下手な発音でも、まずは話そうとする姿勢が大切だ」と、あるネイティブの先生が言っていました。最初から完璧に話せるわけではありません。間違いを恐れないことが大切だと、大学で学んだ英会話の基本です。
とはいえ、正直なところ、英語を話すことには全く自信がありませんでした。私が英語を話すことに自信を持てるようになったきっかけは、大学卒業後のことです。
大学を卒業して公立校に勤務することになり、そこでイギリス出身の先生と親しくなりました。授業の合間の休み時間に英語で話しているうちに、気づけば自然に英語を話すことに抵抗がなくなっていました。
英語を話していれば、自然に口から出てきます。完璧な英語を話す必要はありません。知っている単語を使って、まずは話すこと。それを続けることで、もっと自然に話せるようになります。
私自身の経験から、当サイトでは細かい文法にこだわって窮屈になるよりも、とにかく知っている英単語を使って英語を話すことの大切さを強調してお伝えしています。
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私が英語に自信が持てた本当のきっかけ
英語を話せるようになるためには、とにかく英語を話すこと。それを強く実感した経験について、少し詳しくご紹介させていただきます。
大学卒業後、私はある公立校に英語の補助教員として勤務することになりましたが、職員室で無理なく自然に話せる人が一人だけいました。その一人がALT(外国語指導助手)で、ネイティブの先生です。
イギリス出身で、日本人の女性と結婚し、日本に住んで英語を教える仕事をしている方でした。席が隣だったこともあり、性格が合ったのか、休憩時間はこの先生とばかり話していました。
当然、会話は英語のみ。勤務時間中の職員室や休憩所では、このALTの先生とばかり話していたので、実質的に自分の英会話力はこの時に身についたと感じています。
というのも、リスニング力には自信があり、ネイティブの英語を理解することは特に問題ありませんでしたが、自分が英語を話すことにはあまり自信がありませんでした。
しかし、出勤するたびに英語で話すことが「当たり前のこと」になり、自然と慣れていきました。気づけば、思ったことが自然に口から出るようになってきていました。
このような体験を通じて強く感じたことは、英語を話すには「慣れ」が大きな役割を果たす、ということです。
塾で3年間英語を教えて気がついたこと
もう1点、英語を身につけるために大切なこと。それは、自分に合った方法で英語に取り組むということです。
私は大学時代、大阪の塾で約3年間、下は小学生から上は高校生まで、英語を教えた経験があります。塾で様々な生徒を教えている中で気づいたことがあります。それは、英語ができる子には、できるパターンがあるということです。
ちょっと教えるだけでぐんぐん伸びる子もいれば、一生懸命教えてもすぐに成果が出ない子もいます。そんな様々な子どもたちと接する中で、私は「どうしたら生徒の英語力を伸ばせるのか?」を真剣に考えていました。
そこで、英語ができる生徒に話を聞いてみました。すると、いくつかの共通点があることが分かりました。詳しくは、こちらのコラムでお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
もともと、私は要領が悪く、勉強が得意な人間ではありませんでした。ですので、「勉強がつまらない!」という生徒の気持ちはよく分かります。
頑張っても上手くいかず、結果が出ない。そんな時、イヤになるのも無理はありません。しかし、言えることは、英語の上達に「頭の良さ」は関係なく、「適切な方法で頑張れば、時間はかかるかもしれませんが、必ず結果はついてくる」ということです。
だからこそ当サイトでは、私が経験してきたこと、つまづいてきたこと、挫折してきたことを、良い点だけでなく、悪い点もすべて公開しています。それは決して無駄なことではないからです。
最後に
このプロフィールページを公開している通り、私自身、たくさんの失敗を経験しています。
そのため、当サイトでは「私はこうやって英語を勉強して結果を出したので、あなたも同じようにすべきです!」といった上から目線での主張は一切しません。
勉強しても結果が出なかったこと、イヤになってしまったこともありました。しかし、そうした挫折を経験したからこそ、今、私は「継続の大切さ」を強く実感し、自信を持ってあなたに伝えることができるのです。
英語が苦手でも、コツコツ続けていけば必ず結果が出ます。そして、上達を実感し、「英語が話せた!」という喜びを感じることができると確信しています。これこそが、当サイトでお伝えしたいことです。
もし、何らかのきっかけで当サイトをお読みいただき、「自分でもできそうだ!」「なんとかなりそうだ!」と感じていただけたなら、管理人として非常に嬉しく思います。
当サイトは、英語を学びたい全ての人に本当に価値のある情報を提供することをミッションに、日々情報をお届けしています。英語を頑張るあなたの参考になれば幸いです。