スマホにアプリをインストールするだけで世界中のネイティブと英語が話せるようになるのが「HelloTalk」などの英会話アプリ。
上手に使えば、今すぐあなたの世界を広げてくれるツールですが、場合によってはトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そこでこのページでは、
「ネイティブと英語を話したい!」
「ネイティブと友達になりたい!」
という方に向け、アプリを使う前に知っておきたい注意点をご紹介しています。
使用は自己責任なので、使用前に起こる可能性がある問題を予め知っておくことが大切です。
はじめに
まず最初に知っておきたいのは、英会話アプリは言語学習のためのツールで使う人がいる一方で、「出会い目的」の人々がまぎれているという側面がある、ということです。
普段はアプリでやりとりしていても、「直接会いましょう」となることもあります。この場合、相手の方が必ずしも普通の人ではないということは、頭の片隅に入れておいて損がない話です。
アプリは誰でも使え、プロフィールや人格はいくらでも偽装することができます。そのため、英会話アプリで英語を話すために使おうとした結果、出会い目的の危険人物と遭遇。トラブルに遭ってしまう可能性があります。
一方、語学学習や友だちを作るために使っている一般ユーザーもいます。大切なのは、安心できる使い方を心がけることです。
この2点つは必ず意識する!
では具体的にどうすればいいのか?重要なキーワードは2つ。「プライバシー」と「距離感」です。
英会話アプリを使ってネイティブとやりとりを始めたい方は、次の点を意識してアプリを使うと良いでしょう。
個人情報の公開を制限する
例えば「HelloTalk」では、年齢や居住地といった「個人情報」が初期設定で公開されている状態になっています。
そこで、設定を変更してこれらの情報の公開を制限しておきます。
あわせ、現在地やオンライン状態、近所の人や異性からの検索、メールでの検索をできないように設定し、出会い目的の人が近づいてくることを事前に予防しておくことが大切です。
英会話アプリに限りませんが、基本的にネットを通じてコミュニケーションを取り合うツールやアプリを使う場合、個人情報を安易に開示することは控えた方がいいでしょう。
必要な距離感を保つ
ネイティブと知り合いになったあと、人によっては「あなたと仲良くなりたいから写真を送って!」などのメッセージを送ってくる人もいます。
英会話アプリは本来、言語習得を手助けし合うためのツールです。そのため、恋愛目的の使用は禁止されていますが、実際問題、そういう人がまぎれています。
写真を要求したり会うことを求めてくる人は、特に距離感を保つ必要があります。やりとりで好感を持ったとしても、安易に写真を送るなどの行為はやめておいたほうがいいでしょう。
日本の常識は通じない!
英会話アプリを使う上で特に意識したいことが、相手は「日本の常識が通じない」ことを意識した上で、コミュニケーションを取ることです。
英会話アプリは世界中の人が利用しています。そのため、様々な考え方や価値観に触れることになります。日本人同士のコミュニケーションとは違うことを、自覚しておくことが大切です。
コミュニケーションを取りつつ、「相手はどのような価値観を持っているのか?」を知ろうとすることが、多文化コミュニケーションであり、面白さです。
まとめ
英会話アプリは無料でネイティブと知り合いになり、コミュニケーションを取ることができるようになる便利なツールです。
しかしこの手のツールの問題として、「出会い目的」の人々が混じっていることです。
あなたが英語学習のためにアプリを使いたいと思っていても、別の目的であなたに近づいてくる人々と接触する可能性があります。
そこでアプリを使うにあたっては、設定等を駆使し、出会い目的の人々と接触しないように予防線を張っておく必要があります。
使う場合はあなたの個人情報を安易にさらさず、相手とは距離を保って使うことが大切です。
最後に
英語を話す。ネイティブと友だちになる。それがスマホでかんたんにできるのは本当にすごいことです。
ただし、物事には良い面と悪い面があります。かんたんに使えるからこそ、そこには危険も潜んでいます。
使用前に、どのような問題が起こるのか?知った上で使うことが大切です。