このページでは、２０２１年３月２４日に開催された英語初心者向けの無料ウェビナー（ウェブで受講できるセミナー）、『英語教育のプロが登壇「大人のやり直し英語」 -最高の効率で英語力を身につける-』の内容についてシェアします。
内容をかんたんにいうと、どうすれば英会話を効果的に身につけることができるのか？具体的かつ分かりやすく、「どうやって？」が分かったウェビナーでした。
当メディアの読者の方にぜひ伝えたい有益な内容だと感じたので、こちらで内容をシェアさせていただきます。「英語を話せるようになりたい！どうやって勉強すればいい？」という初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは内容を具体的にご紹介します。
英語を話せるようになるための知識と方法を学ぶ！
『英語教育のプロが登壇「大人のやり直し英語」』のテーマは英会話。
私たちが理想とする、「自然でテンポ良く英語でコミュニケーションを取れる」という状態になるには具体的にどうすればいいのか？
英語を話せるようになるための具体的な方法（知識・トレーニング法）が分かる内容になっています。
これが英会話の仕組み！
そもそも英会話を自然に行うためには一体どんなスキルや知識が必要なのか？ウェビナーではそこから詳しく、英会話の仕組みを理解することができます。
英会話は「英語でのコミュニケーション」です。
相手の英語を聞き取って内容を理解し、相手の話に英語で返答する。そのためには、「英語を正しく聞き取る力」と、「英語を素早く理解する力」が必要です。
ではどうやってそれらの力を身につけるのか？このウェビナーでは、具体的なトレーニングの方法を学ぶことができます。
正しく英語を聞き取るための重要な知識
英語を聞き取るためには語彙力が不可欠。単語の正しい発音を身につけた上で、更に知っておきたいこと。それが音声変化のルールです。
かんたんに内容を説明すると、「英語の音はこのように変化しますよ」という法則の話でした。
音声変化を理解することによって、ネイティブは普段どのように発音しているのかを知ることができるので、英語を正しく聞き取れるようになります。
では音声変化にはどのようなルールがあるのか？具体的にはこの５つのルールがあります。
音声変化については、アプリ『Listening Hacker』でトレーニングすることができます。無料ですので、興味がある方はダウンロードして音声変化のルールを身につけてみましょう。
シャドウイングでリスニング力アップ
英語を正しく聞き取るために効果的なトレーニングとして効果的なのがシャドウイング。
音声変化の知識を身につけつつ、シャドウイングを取り入れることで、リスニング力が伸びていくという話でした。
シャドウイングを行うさいは、
・テキストが確認できるもの
・読んだら分かるレベルの英文
この２つのポイントを押さえて練習することが大切ということでした。
やっぱり文法は大切！
次に学んだのが英会話と文法の話です。
かんたんにまとめると、英語を話すにも文法を身につけることが大切で、どのように文法を英会話に役立てるのか？そこで知っておきたいのが「認知文法」です。
認知文法とは、ネイティブが英語を理解しているのと同じ感覚、つまり「イメージ」で英文法を理解できるようにするための文法の捉え方のことです。
このウェビナーでは具体的な例をもとに、認知文法について理解することができました。
英会話のための英文法とは、受験英語のように単に知識を詰め込むのではなく、ネイティブがどのように英語を捉えているのか？それをイメージでつかむ英文法の考え方です。
英会話＝英語の勉強＝文法というイメージをお持ちの方は、「認知文法」という考え方を知っておいて損がありません。
英語を理解するためのトレーニング
英語を聞き取り理解する。それも瞬時に理解する。では、どうすればそれができるようになるのか？
『英語教育のプロが登壇「大人のやり直し英語」』では、リーディングを活用した練習法が紹介されています。それがチャンクリーディング＋音読です。
チャンク（＝意味のかたまり）を意識し、英語の語順のまま読んでいくトレーニング法です。
この方法で英語をスラスラ読めるようになるだけでなく、ネイティブが理解しているように英語を理解できるようになるのがポイントです。
英語を話せるようになるためには、「チャンクリーディングで英語を音読することが効果的」という話でした。
ちなみにどんな教材でチャンクリーディングをすればいいのか？おすすめの基準がこちらです。
当メディア『英会話ビギナーズWEB』でも『速読速聴』シリーズをおすすめしていますが、このシリーズは本当におすすめです。
英語を読むことに慣れる＋語彙力を高めるといった使い方だけでなく、チャンクリーディング＋音読でスピーキングの練習をすることもできます。
初級者の方は『Basic 2400』から始めることで、基礎的な英単語を身につけることができます。
多読＋音読も効果的！
チャンクリーディングとあわせて取り入れたいのが多読。
読んでいて面白い英文をたくさん読むことが効果的という話でした。
多読をする場合は、
１・読んでいて分からない単語が出てきても辞書を使わない
２・分からないところは飛ばしていい
３・読んでいて楽しくないものはやめていい
ということでした。英語をたくさん読むということは、大切なことかもしれませんね。
まとめ
ここまでのまとめです。
どうすれば英会話を効果的に身につけることができるのか？そのための大切なポイントがこちらです。
【相手の言っていることを聞き取れるようになる】
１・単語で正しい発音を身につける
２・音声変化の知識を身につける
３・シャドウイング
【相手の言っていることを聞きすぐに理解できるようになる】
１・認知文法
２・チャンクリーディング
３・多読
１時間にわたるウェビナーでしたが、どうすれば英語を話せるようになるのか？とても具体的に勉強することができました。
普段の学習に取り入れることで、勉強の効果をより実感できるようになるでしょう。英会話に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
追記
ENGLISH COMPANYには、６ヶ月間で中高６年分の英文法がやり直しでき、更に英会話も学べる初級者向けコースがあります。
・本格的に英語力を伸ばすための必要な知識を身につけることができる
・英会話のトレーニング（『コミュニケーション・ストラテジー』という英語でのコミュニケーションスキルをもとに、英会話で困った場合の対処法を学びます）や個別カウンセリングもある
・独自の教材が使い放題になる
というように、本格的に英会話を身につけたい初級者の方は、期待できる効果の面で特に注目したい内容になっています。
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