英語を話そうとすると緊張して頭真っ白。そんなときの対処法は?

焦りで言葉が出ない男

英会話教室で英語を習っています。英語を話そうとすると緊張してしまい、頭が真っ白になってしまいます。どうすればいいでしょうか?

普段英語を話す機会がない。

そこで英会話教室などに通って、英語を話す練習を始めるわけですが、誰でもレッスンは緊張してしまうもの。

それは仕方がないことなので、緊張をなんとかする必要はありません。むしろ「緊張したまま」場数を踏み、勉強量をこなし、数で自信をつけるのがオススメです。

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最初は誰でも失敗する!

英会話スクールのレッスンは、普段の勉強の成果をアウトプットできる貴重な場。勉強して覚えた英語を、スクールでスラスラ話せたら。それは素晴らしい体験になります。

しかし、普段英語を勉強していても、いざ英会話スクールのレッスンで英語を話そうとなると、緊張してしまい、思うようにいかないことも少なくありません。

「グループレッスンに参加している。自分が英語を話すとき、緊張してしまい、頭が真っ白になってしまう。周りの目が気になり、自分の発音がおかしくないか、気になって仕方ない」

「ネイティブのマンツーマンのレッスンを受けている。ネイティブの英語は聞き取れるが、自分が話そうとなると、言葉が出てこない」

「話そうとすればするほど焦って、沈黙が生まれ、いつもレッスンが気まずい空気になってしまう」

英語を話せるようになろうと、レッスンを受講したものの、緊張して思うようにいかない。このような悩みを持つ方はたくさんいらっしゃいます。

ここで大切なのは、緊張してしどろもどろ、思うように英語が話せないのは自然なこと、ということです。

慣れないうちは緊張するのが当たり前

英語を話すことも、仕事と同じように、慣れないうちは、緊張して思うようにいかないのが自然なことで、別に悪いことではありません。

特に、グループレッスンの場合、周りの参加者の方の目もあって、自分が英語を話すときは、「緊張しないで頑張ろう!」と思っても、緊張してしまうことも珍しくありません。

「変な英語を話していないだろうか?」

「文法的におかしくないかな?」

「私だけ、周りよりも上達が遅れていないだろうか?」

このように、あれこれと気になってしまい、それが悪循環になってしまいます。

せっかく「英語を話せるようになりたい!」と英会話教室に通っているのですから、何とかしたいものですよね。

まずこの2つのアクションを

ではどうするか?

残念なことに、緊張してしまうことへの対処法は、即効性はありません。「○○をすれば緊張が解けて問題が解決しますよ!」というような、すぐに問題を解決できる方法はありません。

しかし、対処法はあります。

緊張への対処法は、

1.レッスンをたくさん受けて場慣れすること。

2.普段から英語をしっかり勉強して準備をしておくこと。

この2つです。

慣れないうち、経験が少ないうちに緊張することは仕方ありません。それは自然な反応です。

レッスンで緊張してしまうのは、そのような「場」に慣れていないことが1つと、「思うように英語が話せなければどうしよう・・・」という不安が原因になっています。

これは自然なもので、何もおかしいことはありません。大切なのは、緊張することを悪いこととして考えず、自信に変える行動へつなげることです。

「明日の英会話のレッスン、緊張するかも。それなら、しっかりレッスンの予習をして、英語を勉強しておこう」

「緊張してしまうのは、勉強不足だからだ。それなら、少しでも英語を覚えて、自信をつけよう」

このように、緊張の不安を行動に変えていくのです。

緊張をプラスにするために

グループレッスンで他の参加者の前で英語を話すこと。ネイティブと英語を話すこと。緊張してしまうのは自然なことです。

そこで、その緊張することを、行動へ変えていきます。

1.英語が話せなくて不安。緊張してしまう。それなら、1つでもたくさんの英単語を覚える。

2.レッスンで使う教材を予習して、完璧にしておく。

3.自分でいろんな英会話教材を試して、自習の時間を増やす。

英会話のレッスンは、やればやるほど慣れてきて、緊張はレッスンの回数をこなすことで、ある程度緩和することができます。

場慣れで数をこなしつつ、自習の時間を増やして、しっかり準備をしておく。こうすることで、「緊張してしまう」というマイナスに思える問題が、プラスに変わります。

緊張することは問題ではありません。むしろ、英会話のレッスンで緊張すること=英語をしっかり勉強するチャンスと捉えてはどうでしょうか。

「緊張してしまう、だからもっと英語を頑張ろう。緊張してしまう、それなら、しっかりレッスンの準備をして、完璧にできるようにしよう!」

こんな風に考えてみると、緊張してしまうのも、1つのチャンスかもしれませんよ!

最後に

以上、「英語を話そうとしても緊張して頭が真っ白になってしまう!」という課題を克服するための考え方をご紹介しました。

日本には『森田療法』という、メンタルコントロールについてとても重要かつ実践的な方法があります。

赤面症や過剰な緊張に対応するための方法が説かれているのですが、それは今すぐ実践できるほどシンプルです。「症状を消そうとせずに行動にフォーカスする」というのがその方法です。

あなたが「人前で話すと顔が赤くなってしまう」という悩みをお持ちの場合、「顔が赤くなったまま」でOKなので人前で話す。症状は気にせずに話す。こうすることで自然に「気になっていた症状が消えてしまう」という考え方です。

この方法はとても実践的で、様々な悩みに用いることができます。英語も同じです。「英語を話そうとすると緊張する。頭が真っ白になってしまう」ならそれでいいのです。緊張したまま、英語を話すこと。それを繰り返すこと。

シンプルですが、とても大切なアクションです。参考になれば幸いです。

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