語学留学すれば英語をマスターできますか?

大学の風景

英語をペラペラ話せるようになりたいです。

日本で勉強するだけでは不十分でしょうか?語学留学すれば英語をマスターできますか?

英語を話せるようになるための王道。

それが海外への語学留学。アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリア。英語圏に語学留学に行けば、英語がペラペラになるのか?気になる疑問にアンサーします。

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A・環境を自分で作りましょう

海外に滞在しながら英語を学ぶ語学留学

英語圏はカナダ、アメリカ、イギリス、オセアニアと選択肢が広く、留学を扱う業者も多いので、参加するハードルは比較的低いことが特徴です。

また、日本の英会話スクールで英語を学ぶのと、現地で体験するのとでは、学べることも違うでしょう。

海外旅行に一人で行かれた方なら経験があると思いますが、日本語のない環境は、慣れないうちはとてもストレスフルです。

電車のチケットの購入からホテル、買い物、ありとあらゆる場面で英語を話さなければなりません。話せなければ、それなりにしんどい思いをするので、それが後々よい経験になるわけです。

英語が出来なければ生活に困るので、必然的に話すようになります。

留学する場合でも、ホストファミリーと過ごすとき、街を歩くとき、何をするときでも、全て英語オンリーの環境なので、最初はストレスを感じるかもしれません。

その分、真剣に学ぶ意欲があれば、語学留学は素晴らしいチャンスと言ってもよいでしょう。

24時間、英会話ができる環境なので、この意味では留学は英語を上達させるためのよい機会になる可能性があると言えます。

ESLの意味を解説。留学すれば英語ペラペラになりやすい理由がこれ!

こんな場合は効果なし?

ただ、「留学する=英語がマスターできる」とは言えません。

留学をレベルアップの機会にするためには、事前の準備はもちろん、本人の心構え、語学学校のレベルなど、いろんな要素が絡んでいるからです。

それに、私の周りにも留学が上手くいったケースと、上手くいっていないケースの2パターンを知っています。なので、安易に「留学すれば英語がペラペラになるよ!」と言うことができません。

環境的な問題としては、現地の語学学校の事情です。留学のよくある失敗パターンが、「現地の語学学校に入学したのに、周りは日本人ばかりだった」というケースです。

「新しい環境で不安になり、つい日本人同士で固まってしまい、英語を話す機会を作れない」という流れです。

また、せっかく他の国の留学生がいても、「日本人のグループとその他の国のグループに分かれてしまい交流が限られてしまった」ということも。

これはよく聞く語学留学の失敗例の典型だと思います。

あえて「断」日本人環境を目指す

ではどうすればいいのか?

現地の語学学校で英語を学びたい場合、理想的なのが多国籍のクラスに入ることです。日本人同士のグループから外に出て、自分から他の国籍の人々のグループへ飛び込んでいくのです。

彼らと仲良くなるためには、強制的に英語を使わざるを得ません。だから必死になって英語を話そうとします。当然、上達スピードも段違いになるでしょう。

やっぱり、海外まで行って日本人のグループにいるのはもったいないと思います。

せっかく留学をするなら、外国の人と関わりたいもの。アジア圏やヨーロッパ圏、国籍の違う人々との出会いや交流は、後々大きな財産になるでしょう。

まとめ

英語圏に留学してペラペラになれる人、英語が身につかない人。その違いは、現地での習慣です。

せっかく留学したのに、現地のコミュニティに飛び込まず、日本人ばかりがいる「安全圏」にとどまっていては、環境の力を利用することができません。

日本人の集団から飛び出て、あえて多国籍な集団に参加。英語を使わなければいけない環境に身を置くことで、留学というESLの環境を、最大限利用することができます。

留学は日本にいるのとは全く違う環境で英語に取り組める大きなチャンス。

日本人ばかりとつるまず、自ら行動していくことで、英語ペラペラという結果をつかむことができます。

「語学留学を成功させて、英語ペラペラになりたい!」

という方は、参考にしてみてください。

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