Welcome the coming, speed the parting guest.
来る者は拒まず、去る者追わず。
ポイントは「執着しない」
家族や友人、仕事で関わる人、普段の人間関係を振り返ってみると、人と人との関係は本当に不思議だと思う。
ずっとずっと、付き合いがある人がいる一方、昔は親しかったけど、いつからか関わらなくなってしまった人もいる。
人間関係も、本当にいろいろだ。今いる人と今いない人。昔の人は、人と人とのつながりを「縁」という言葉で説明した。
縁がある人とは、自分の意志に関わらず関わることになるし、縁がない人は、こちらが追いかけても去っていく。
来る者は縁があり、去る者は縁がない。縁という言葉で考えれば、人間関係も案外、シンプルに考えることができる。
つまり「来る者は拒まず、去る者は追わず」で、与えられた縁に感謝して大切にしたい。こうして人生は、人との出会いで彩られていくのだから。
元ネタ
人類の叡智を端的に表現していることわざより。人生は人との関わり。様々な人とのつながりによって、人生は創り上げられていきます。
とはいえその関係は一期一会。
一つの関係が永遠に続くことは一部の例外をのぞき、ありえません。だからこそ来る者拒まず去る者は追わず。それぞれの出会いを大切にしつつ、常に心を開いておきたいものです。
ちなみに、こちらをあわせておくと英語の表現力がアップします。
Keep your friends close, but your enemies closer.=友は近くにおいておけ。だが敵はもっと近くに置いておけ。
Put yourself in my position.=君たちがオレの立場なら?
You’ve twisted my arm.=君の勝ちだよ。