No pain, no gain.
痛みなくして得るものなし。
世の中は行動あるのみ
自分から何も動かず、ただ頭で思うだけで、やすやすと欲しいものが手に入る。何もかも望みが叶う。そんなことがあれば最高だ。
しかし実際問題、ただ「思う」だけで何かを手に入れることはできない。
欲しいものがあったらまず自分から動く必要がある。自分からつかみとりにいく必要がある。つまり、自分から動かない限り何も得ることはできない。それが現実世界の鉄則である。
欲しいものがあるときは、まず自らの「行動」で示す。そのとき、もしかしたら痛みが伴う場合があるかもしれない。
実際問題、手に入れる価値があるものを手に入れようとするときほど、それに応じた痛みがともなう。
つまりそれは、本当に価値ある何かを手に入れようとするのなら、それに見合う対価(苦労)が必要になるという、当たり前の話である。
夢を見るのもいい。理想の人生を思い描き、その実現を希望するのもいい。問題はその後、あなたが何をするのか?実現の有無は、そこにかかっている。
メモ
英語でよく使われる「No~,no~.(~なくして~なし)」の表現です。
【例】No music, no life.(音楽なくして人生なし。)
元ネタ
筋トレマンたちがよく使う言葉より。
面白いことに、筋肉をつけるためには体の組織を傷つける必要があります。筋トレによって傷ついた組織が復活する過程で筋肉がもりもりになっていくことは一つの真理に気づかせてくれます。
すなわち、何かを手に入れるためには行動あり。そして行動には痛みが伴うこと。それはシンプルですがとても大切なことです。
英語も同じです。「私は英語を話せるようになりたい」とあなたが思っても、ただそれを頭に思い浮かべるだけで、あなたが英語をペラペラ話せるようになれることはないでしょう。
英語を話せるようになるために、必要なことを勉強して、時間を投資し、「努力の継続」という痛みを感じることによって、あなたは努力の効果を徐々に実感することができます。
この意味でNo pain, no gain.は、座右の銘にする価値がある言葉です。