英語につまずいた浪人生へ。逆転合格を目指すための受験英語対策とは?

単語カードを見る女子生徒

昨年の大学入試で、「英語がもう少しできていれば…」と悔しい思いをした浪人生や、その保護者の方へ。

この記事は、大学受験で英語が足を引っ張り第一志望に届かなかった浪人生と、その保護者の方に向けて書いています。

英語のせいで第一志望に届かなかった——そんな思いを二度と繰り返さないために、知っておくべき大切な情報をお伝えします。

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なぜ有名私大対策=英語対策なのか?

今の大学入試、特に早慶をはじめとするMARCHや関関同立といった有名私立大学に逆転合格するための重要なカギは英語対策です。

一般入試では、当日の英語の出来が文字通り合否を分けます。なぜなら、これらの大学では英語の配点が高く、英語で得点できるかどうかが受験合格に大きく影響するからです。

「英語さえできれば受かる」というのは言い過ぎかもしれませんが、「英語ができなければ受からない」という表現は、むしろ現実的だといえるでしょう。

だからこそ、有名私大を目指す浪人生にとってまず注力すべきは英語。そして、英語が苦手な方が取り組むべき最初の課題は、「苦手意識の克服」です。

ここに、最初の逆転のカギが隠されています。

英語を「受験成功の武器」に変える発想

次の受験で大切なのは、「英語を失敗の原因にしない」こと。むしろ、英語を成功の要因に変えることができるかが、合格を左右する分岐点になります。

そのために知っておいてほしいことがあります。それは、英語は「正しい方法」で取り組めば偏差値50以下でもしっかり伸びるということです。

英語の基礎力アップや効率的な学習法を実践すれば、苦手を得意に変えることができます。

現時点で「英語が苦手」でもまったく問題ありません。英語はとても「フェア」な科目であり、努力と方法次第で苦手を得意に変えることができるのです。

英語の「苦手」はそのままにしておけない理由

とはいえ、英語はある程度の基礎がなければ一朝一夕に伸ばせる教科ではありません。「今すぐ」英語力を伸ばす魔法の杖はありません。

また、「英語が苦手…」という意識を持ったまま無理に学習を続けると、悪循環に陥ってしまうリスクもあります。

たとえば、こんな悩みを抱えていませんか?

「英文を読むのがつらい、長い文章が苦手」

「文法の基本が分からず、感覚で読んでしまう」

「単語を覚えてもすぐ忘れてしまう」

英語がうまくいかない原因は人それぞれですが、共通して言えるのは、間違った方法のまま学習しても成果が出にくいということです。

だからこそ、英語が苦手な浪人生にとってまず必要なのは、効果的な英語学習方法(レベルアップを実感できる方法)を知ることなのです。

偏差値50以下の浪人生の方へ。まずやるべき3つの英語対策をご紹介します

英語が苦手な浪人生にありがちなのが、「いきなり高いハードルに挑んでしまう」ことです。たとえば、

ポイント 基礎ができていないのに、いきなり長文読解に挑戦する

ポイント 単語帳を丸暗記しようとして挫折する

ポイント 共通テスト対策から始めて混乱する

などは「あるある」です。

このようなやり方では、「分からない → 解けない → 自信を失う → 苦手意識が強まる」という悪循環に陥ってしまいます。

そうならないために、基本的なステップから取り組んでいきましょう。

基礎(単語・文法)の再確認する=中学レベルから学び直す

英語は土台の積み重ねです。土台がグラグラしていても、その上に何かを積み重ねていくことはできません。

英語の場合、中学〜高1レベルの英単語や英文法があやふやな段階のまま、入試で出される英語を理解することはベリーハードです。

そこで急がば回れ。中学から習う初歩的な単語や英文法(例えばbe動詞、時制、関係代名詞、分詞構文など)を、ひとつひとつを丁寧に確認しましょう。

これは英語に触れて、慣れて、苦手意識を克服するための大切なステップです。受験英語の難しい長文も、基礎が固まってこそ解けるようになります。

単語は使い方を意識する

英語を理解する上で、たくさんの単語を覚えることは確かに大切です。一定の英語力が身につけば、あとは単語を覚えていくことで、英語力はどんどん伸びていきます。

ですが、「単語を覚えるだけ」では、なかなかそれが実感できません。長文で出てきても、意味が理解できない場合も少なくありません。その理由は、単語の使い道を覚えていないからです。

単語は必ず、単語(=意味)だけを覚えるのではなく、単語の音や意味、そして使い方もセットで覚えることが大切です。

『ターゲット』シリーズのような単語帳を使う場合も、音声を確認したり、例文を一緒に覚えることで、長文読解の中でも正しく理解できる単語力が身につきます。

まず目標として、頻出の英単語2000語を「音」「意味」「使い方」の3セットで覚えることを目標にしましょう。

「英語の処理力」を鍛える

受験英語で必須の長文読解。有名私大の英語対策といえば、効率的な長文読解力が求められます。

そのとき、

ポイント 英語を読むスピードが遅い

ポイント 頭に内容が入ってこない

となっていては、時間内に英語を読み、理解し、問題を解くことができません。そこで普段の学習で、英語の処理力を鍛えていくことが大切です。どうやって?ポイントは英語を「語順のまま」読むクセをつけることです。

英語は日本語と語順が違います。そこで、丁寧に和訳をするのではなく、英語を語順のままで意味を理解していく訓練をすることが大切です。

音読などを行う際も、「英語の語順のまま意味を取るクセ」をつけていきましょう。

なお、英語が苦手な方が長文を読み始める場合、まずはかんたんで優しい長文から読み始め、休日以外(受験生でも週に最低1日の休みは必要です!)の毎日、英文を読むことをおすすめします。

英語力は方法で劇的に変わる!

英語力を今すぐかんたんに、そして劇的に上昇させる方法はありません。ですが、適切な方法を地道に積み重ねていくことによって1ヶ月後、そして3ヶ月後、「あ、英語力が伸びてる!」を実感することは可能です。

なぜそのようなことが言えるのか?この記事を書いている私自身が、9月中頃から生活のためのアルバイトをしながら受験勉強を始め、偏差値50未満の状況で当時偏差値62(代ゼミ)だった有名私大に合格した経験があるからです。

現時点であなたが「英語が苦手・・・」でも問題ありません。英語はとてもフェアです。適切な方法で着実に取り組み続けることで、「努力が報われる科目」です。そのことを伝えたくて、この記事を書きました。

少しでも参考になればとても嬉しく思います。

来年こそ英語で志望校に合格したい方へ

最後に、「昨年の大学入試で、英語がもう少しできていれば・・・」と悔しい思いをした浪人生の方及び、保護者の方にぜひ知ってほしいサービスがあります。それは受験英語を専門にした英語コーチングサービスです。

受験という限られた時間内で、どうすれば効率的に英語力を伸ばすことができるのか?生徒一人一人に応じて最適化された「ベストな英語学習法」を知り、無駄なく効率的に英語力を伸ばすことを目的としたサービスです。

「昨年の大学入試で、英語がもう少しできていれば・・・」という後悔をしないために、あなたにとってベストな英語学習法をこのサービスを通じて見つけてください。そして「来年こそ!」という実感を、感じてください。

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