初心者こそ押さえたい!「守破離」で進める英会話学習の3ステップ

ぐんぐん飛躍!

英会話の学習に取り組む上で、ぜひ知っておきたい考え方があります。それが「守破離(しゅはり)」と呼ばれる基本原則です。

守破離とは、日本の伝統芸能の世界で使われてきた言葉で、人が何かを学び、やがて自分のものとして確立していくまでの過程を示した成長の法則です。

学習にはステップがあります。それは「守」「破」「離」の三段階。長い歴史の中で培われてきたこの考え方は、語学学習にもそのまま当てはまります。

この記事では、英会話学習における守破離の考え方について、詳しくご紹介します。

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基礎を身につける「守」の段階

まず、第一段階の「守」。

この段階では、優れた指導者や教材をお手本にし、その教えを徹底して真似る時期です。英語コーチや講師だけでなく、信頼できる英語教材や学習書も「お手本」に含まれます。

例えば、「これだ」と思える一冊に出会ったとします。「守」の段階では、その本に書かれている学習法やノウハウを、自分の意見を挟まず、一定期間徹底して実践します。

本に「毎日音読をする」と書いてあれば、まずは素直に実行する。ここで大切なのは、自己流にアレンジしないことです。この基礎訓練を積むことで、英語に対する土台が自然と築かれていきます。

学生時代に部活動を経験した方なら、イメージしやすいかもしれません。入部当初は、指導者や先輩の言うことを素直に聞き、基本を徹底します。

私自身、中学・高校でテニス部に所属していました。最初の半年ほどは、ボール拾い、フォームの反復、ランニングなど、基礎練習の繰り返しでした。

当時は「テニスをしたくて入部したのに、なぜこんなことを?」と思ったこともありますが、今振り返ると、その期間こそが土台づくりでした。

英語も同じです。ある程度話せるようになるには、話せる人の学習法や思考法をまず取り入れる必要があります。

「守」とは、英語上達の型を作る期間。いわば基礎体力づくり。当サイトで初心者向けに基本例文を活用した学習法をおすすめしているのも、この「守」の考え方に基づいています。

まずは型を身につけること。それが土台になります。自己流で伸び悩む原因の多くは、土台作りが不十分なまま自分流で学習を進めてしまうことにあります。

初心者こそ、良いお手本を見つけ、一定期間「守」を徹底することが重要です。

人気受験漫画『ドラゴン桜』に「型にはめて何が悪い!」という名言があります。この「型にはめる」こそが「守」。型にはめられ基礎を身につけるからこそ、私たちは成長することができるのです。

お手本を取捨選択する「破」の段階

次に「破」の時期。

この段階は、指導者の教えをそのままなぞる段階から一歩進み、少しずつ自分のカラーを出していく時期です。いわば、個性を見出す準備期間です。

「守」の段階で徹底的に基礎を身につけたからこそ、ここで初めて“変化”を加えることができます。

例えば、あなたのお手本が「文法重視」の学習法だったとします。

「守」の時期に文法を徹底的に叩き込んだのであれば、「破」の時期にはあえて学習の比重を変えてみる。会話練習の時間を増やしてみる。リーディングの際に細かい構文分析を一度減らし、全体の内容理解を優先してみる。

このように、一部を意図的に崩してみること。それが「破」です。

ただし、ここで重要なのは、「守」を十分に経験していること。土台がないまま崩してしまえば、それは単なる迷走になります。しかし、土台があれば、それは「検証」になります。

「破」は、型を否定する段階ではありません。型を使いこなすための段階です。うまくいったことは残し、効果が薄いと感じたものは手放す。その繰り返しの中で、自分に合った学習の形が徐々に見えてきます。

自己流は否定されるものではありません。しかしそれは、基礎があってこそ意味を持つものです。「守」で築いた型を土台にして、自分に合う形を探していく。それが「破」の段階なのです。

個性を追求する「離」の段階

最後に「離」。ここでは、お手本から完全に離れ、自分なりの学習スタイルを確立していきます。

「破」の段階で試行錯誤し、検証してきた方法を整理し、自分の中で体系化していく。単なる思いつきではなく、自分の経験に裏付けられた「自分の型」ができあがります。

学習計画も、自分で設計できるようになります。何をやるか、何をやらないかを、自分の判断で決められるようになります。

この頃には、英語力も実質中級以上に達していることが多く、「これは自分に効果がある」「これは今は必要ない」と体感で分かる段階に入っています。

もはや誰かのやり方をそのままなぞる必要はありません。自分の基準で選択し、自分の責任で構築していく。

守破離の対応を整理すると、

・守 → 問答無用でやる

・破 → 検証して取捨選択する

・離 → 自分で判断し、組み立てていく

という流れになります。

英語学習も、このステップを経て成熟していきます。

自分に向く・向かないというのは、ある一定期間「守」の時期を経験しなければ、本当のところは分かりません。

最初は素直にお手本に従い、意図して自分を型にはめることが大切です。そして「破」の段階で少しずつ自己流にアレンジし、最後に「離」で自分なりの方法をつかんでいきます。

ここまでくれば、レベルも実質中級以上に達しています。「これは自分に効果的だ」「これは今は必要ない」といった判断が、頭ではなく体感で分かるようになっているはずです。

独学で英会話に取り組んでも、十分に成果を出せる段階と言えるでしょう。

英会話学習の良い手本とは?

以上、守破離のステップをご紹介しました。

英会話初心者の方にとって、まだ自分の中に「型」がない段階では、このステップを意識することが大きなアドバンテージになります。

なぜなら、最初から「良いお手本」を見つけることができれば、それだけ正しい方向へスムーズにスタートを切れるからです。

「英語を話せるようになりたい!」という方にまずおすすめしたいのは、「自分にとっての良きお手本」を見つけることです。お手本の基準は以下の3点です。

1. 王道(努力のプロセスがある)

2. 共感できる(その人の価値観やスタンスが自分に近い)

3. 誠実(現実的なステップを示している)

逆に、安易な誘い文句を掲げるお手本には注意が必要です。例えば「1日わずか○○するだけで、英語オンチの私がペラペラに!」といった趣旨のものです。

当サイトでは、「楽して英語が話せる!」といった過度な表現を避け、現実的な学習のあり方を大切にしています。

成長には、しかるべきプロセスが必要です。「結果だけを今すぐ出せ!」というのは、現実的には難しい話です。

私の知る限り、裏で努力を積み重ねていない人は一人もいません。仕事の合間にリスニングをしたり、テキストを丁寧に読み込んだり…。

本気で取り組んでいる人ほど、人知れず地道な努力を続けています。この記事をお読みのあなたには、ぜひそうした「当たり前の努力」の価値を知っておいていただきたいと思います。

最後に

以上、初心者が英会話を効果的に習得するための基本ステップ「守破離」についてご紹介しました。

英会話学習には、着実に力を伸ばせる確かなステップがあります。

今すぐ魔法のように話せるようになることは難しいかもしれませんが、必要なステップを丁寧に積み重ねていけば、やがて理想の自分に出会うことができます。

英会話を効果的に習得したい方は、ぜひ今日から「守」「破」「離」のステップを、日々の学習の参考にしてみてください。

追記

もしあなたが、自分にとって最良の「守」を見つけ、最短距離で英語力を身につけたいとお考えなら、ぜひ「英語コーチング」というサービスについても情報を集めてみてください。

英語コーチングは、英語習得の専門知識を持つプロフェッショナルが、目標設定から日々の学習管理までをマンツーマンでサポートするサービスです。

プログラムによっては、英語学習の「守」となる基礎の構築から、徹底的に寄り添ってサポートしてくれます。

コーチングを担当するプロたちは、自身の高い英語力はもちろん、言語習得に関する学術的な知見も備えた、まさにあなたの学習を応援するパートナーです。

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