英会話スクールの先生は相性のよい人を選ぼう

ここは大切ですよ!

英会話スクールで先生に英語を教わる。そこで特に重要なのが先生との相性です。

英会話レッスンはヒューマンサービスです。つまり人と人との関係性がレッスンに出てきます。相性の良い先生に教わればやる気アップ。結果が出やすくなる一方、相性が悪い先生の場合は何かがかみあわず、レッスンそれ自体を受け続けることができません。

そこでこの記事では、英会話の先生を選ぶ上でなぜ相性が重要なのか?その理由を改めてご紹介しています。英会話のレッスンに興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

私の体験から

昔あった話です。

仕事でネイティブの人と話す機会がありました。仕事を一緒にする方なのですが、初対面時にこちらから挨拶に行き、「How do you do?」と声をかけました。

名前を名乗り、簡単な自己紹介をしたのですが、何かヘンです。

私はきちんと自己紹介したので、「Hello, I’m ~.」と相手も名前を名乗ってくれることを期待していました。でも相手は「Okay.」とだけ。「話しづらい人だなぁ・・・」という印象で、体も緊張してしまいました。

会話はかみ合わないし、まずい空気が流れていたので、「I just wanted to say hallo.」とだけ伝えてその場は退散したのですが、このような経験は初めてだったので、とても戸惑いました。

英会話上達のために先生との相性は重要

あたりまえですがネイティブも人。ネイティブでも話しやすい人とそうでない人がいます。いわゆる相性の問題です。

冒頭に述べたように、英会話レッスンはヒューマンサービスなので、どうしても人と人との相性に左右されます。「話しやすい人と話しにくい人」の問題は、現実としてあります。

この問題は英語に関係ありません。ある人には気軽に話せるのに、ある人とはどうも話しにくい。このような経験はないでしょうか。理由は分かりませんが「相性」は確実にあります。

私の経験ですが、昔スコットランド人の方と一緒に仕事をさせていただいたときのことです。彼はとても気さくで、「昨日の休みは○○に行ったよ~」と気軽に話してくる人だったので、サクサク会話が弾みました。なので、英語も気楽に話せました。

私の場合、ある程度ガンガン話しかけてくれる人、自分の話をバンバン言ってくる人だと気軽に英語で話せます。でもこちらの反応をうかがうように、じっと黙っている人はニガテです(日本人でもだまっている人、無反応の人はニガテです)。

相手が黙っていると、「何か話さなければ・・・」と無言のプレッシャーを受けているように感じます。この点、適度に話してくれる人なら、あまり緊張せずに会話ができます。私が英会話の先生を選ぶなら、自分との相性を意識して先生を選びます。

やっぱり、話をしやすい人がいい!

英語は話してこそ身につくもの。話しにくい相手では、上達は期待できないでしょう。プロ講師の多い英会話スクールの場合、生徒相手に仏頂面するような先生は今時いないかもしれません。

が、ネイティブ講師と一口に言っても、その内実は千差万別です。英語を習う上でまず重要なのは「ネイティブ講師に英語を習うことが英語上達の近道である」という幻想から一刻も早く抜け出すことです。

もしあなたが英会話のレッスンを受けたとき、「この先生は何となく話にくいな・・・」という場合、相性の問題があるのかもしれません。

一度だけで結論を下すのは早急ですが、少なくとも3ヶ月その先生のレッスンを受けて違和感を感じるようなら、その先生との相性をじっくり考えてみるとよいかもしれません。

英語は話して身につく。だからこそ

英語を勉強することは自分一人でもできます。ですが、「英語を誰かと話す」という練習は、自分だけではできません。

英語を勉強し、知識を覚える。それを英会話レッスンなどで実際に使って、身につける。だからこそ、「(あなたにとって)話しやすい先生」という視点は、満足できる英会話レッスンを選ぶ上での重要ポイントになります。

もちろん、「合う合わないではなく先生は実績と経験、スキルで選びなさい」という考え方も大切ですが、英会話レッスンは数回受けて「ハイおしまいです」ではなく、日常のルーティンになるものです。

学校や仕事の場合、気が合う合わないは関係なく社会生活を送るために、誰であれコミュニケーションを取ろうとすることは大切です。ですが英会話のレッスンはプライベートの時間に、お金を払って参加するものです。

せっかくやる気を出して英会話を始めるのですから、感じが良い先生。「もっと英語を話したい」と思える先生が一番です。

相性の問題はあなどれない大切なポイント。英会話の先生は、あなたが話しやすい、相性が良い人を選ぶことが大切です。あなたは、どんなタイプの人が「話しやすい」ですか?

この記事のポイント

・英会話レッスンはヒューマンサービス。相性の問題はバカにできない。

・ポイントはレッスンを受けて違和感を感じないこと。

・あなたが自然に話ができる先生は、相性が良い先生の可能性が高い。

最後に

「ネイティブの先生」と一口に言っても、いろんな考え方の先生がいます。日本にもいろんな人がいます。無理せず話せる人もいれば、話すのになぜか気を使ってしまったり、話しにくい人もいます。

先生もやはり人間です。合う合わないはあるという前提で考えたほうが、生徒のためでもあり、先生のためでもあります。英語を教えるスキルや知識といった要素はもちろん大切ですが、それらが最大限発揮される要素として、「相性」の問題は重要です。

英会話レッスンは基本的に一度通い出したら、定期的に通って英語を話すための場所として機能することになります。そこでの経験が英語を学ぶだけでなく楽しいコミュニケーションの場所になるために、この記事が参考になれば幸いです。

あわせて読みたい

英会話スクールを選ぶ前に知っておきたいこと

<<英会話スクールのコンテンツ一覧へ