洋楽で英語を楽しく勉強する7つのステップ

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バンドのライブ

私は洋楽が好きで、中学3年の頃からずっと英語の歌を聴いてきました。

この習慣を続けてきたおかげで、リスニングが得意になり、楽しみなら英語に親しむことができました。

このページでは、私が試してきた洋楽を用いた英語の勉強法をご紹介しています。

音楽を聴きながら、楽しんで勉強ができるので、英語が苦手な方には、リスニング学習の取っ掛かりとしておすすめできる方法です。

「音楽大好き!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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英語は洋楽で勉強できる!

洋楽で英語を勉強する。

それで一体どんな効果が期待できるのか?期待できる効果は次の通りです。

・耳が英語の音に慣れることができる。

・リスニングの基礎力をつけられる。

・発音を身につけられる。

・楽しんで英語が身につく。

もちろん、数回洋楽を聴いただけで、すぐに英語力はアップしないかもしれません。

が、好きこそものの上手なれ。半年、1年とずっと聴いていると、耳が英語に慣れてきます。楽しんで歌を聞くことによって、英語を聞くことに対する抵抗感が激減します

市販の英会話教材のCDで英語を聞く場合、つい「勉強するぞ!」というような意識が入りがちですが、洋楽を聴くときは気合を入れなくても大丈夫です。

楽しむことが何より。頭でっかちにならず、好きな洋楽を選び、気楽に取り組んでみましょう。

即効性はありませんが、じわりじわり。英語への意識が変わっていきます。この効果が英語を勉強する上で、地味に重要な効果を発揮してくれます。

この意味で、洋楽で英語を勉強する。それは英語に親しむための一つのアプローチとして、特におすすめしたい方法です。

洋楽で英語を勉強する手順をご紹介します

それでは、洋楽で英語を勉強する具体的な手順をご紹介します。私が試してきた方法ですが、必要に応じて、手順を変更してもOKです。

あなたが一番取り組みやすい方法で、気軽に洋楽を楽しんでみて下さい。

CDを選ぶ

洋楽で英語を勉強する場合、楽しみながら取り組めることが一番大切です

イヤイヤやっても、英語が嫌いになるだけで、メリットはありません。自分が好きなジャンル、ピンとくるアルバムを選びます。

もしも、洋楽に詳しくない場合は、グーグルで「洋楽 名曲」と検索してみます。そして、検索にヒットした曲を、ユーチューブで聴くか、CDをレンタルしてみましょう。

もしも気に入ったアーティストが見つかれば、CDを所有されることをおすすめします。

洋楽で英語を勉強するなら、数回聴いただけでは、あまり意味はありません。理想的には、その曲の歌詞を丸ごと覚えるくらい、繰り返し聴くことです。

音楽をかけると頭の中で歌詞が自動で浮かんでくるイメージです。

繰り返し歌詞カードを自分のモノにする(歌詞を暗記するくらいまで)ことが大切なので、何度もCDを聴くことになります。

この点、レンタルだときついので、気に入ったアルバムは、所有して自分のモノにすることをおすすめします。

なお、おすすめのアーティストとアルバムを一部ご紹介させていただきます。YouTube等でアーティスト名を検索して、あなたの完成に合う洋楽を見つけてみてください。

ポップス全般(初心者の方におすすめ)

ビートルズ「THE BEATLES 1」

ジョン・レノン「レノン・レジェンド~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン~」

サイモン&ガーファンクル「サイモン&ガーファンクルのすべて」

カーペンターズ「ベスト・オブ・カーペンターズ」

ギルバート・オサリバン「ベスト・オブ・ギルバート・オサリバン」

キャロル・キング「つづれおり」

エルトン・ジョン「LOVE SONGS」

マライア・キャリー「The Ones」

【アルバムの特徴】

英語がシンプルです。ビートルズやジョン・レノン(一部のアルバムを除く)は中学校で習う英語で歌詞の内容が理解できます。

サイモン&ガーファンクルやカーペンターズ、キャロル・キングの英詩はとても詩的で、読めば「パッ」とその光景が浮かぶくらい、味わい深いです。

ロックの古典(有名なアーティストです)

ボブ・ディラン「時代は変わる」

ジャニス・ジョプリン「パール」

二ール・ヤング「ハーヴェスト」

イーグルス「ホテル・カリフォルニア」

【アルバムの特徴】

古典が中心ですが、好き嫌いが分かれるかもしれません。どちからというと、音楽が好きな方向けです。

詩重視(内省的でじっくり聴く洋楽が好きな方向けです)

ジョニ・ミッチェル「青春の光と影」

スザンヌ・ヴェガ「孤独(ひとり)」

フィオナ・アップル「TIDAL」

【アルバムの特徴】

やや上級者向けです。詩の内容が、いろいろな解釈ができるので、「自分で英詩の世界を味わいたい」という中上級者の方におすすめ。

英詩の内容を理解できると、より英語を深く理解することができます。

イギリスのロック

クイーン「ベスト版」

ザ・ヴァーブ「アーバン・ヒムス」

レディオヘッド「OK Computer」

トラヴィス「インヴィジブル・バンド」

コールドプレイ「静寂の世界」

【アルバムの特徴】

メロディックな曲が好きな方向けです。クイーンは日本でもファンが多く、有名曲も多いので、「これ知ってる!」という音楽が見つかるかもしれません。

アメリカのロック(激しい系の音楽が好きな方向けです)

エアロ・スミス「Just Push Play」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Californication」

【アルバムの特徴】

勉強には向かないかもしれませんが、ロックが好きな方は聴きやすいかも。ノリノリで気分を上げつつ、ついでに英語を覚えることができます。

洋楽名曲のオムニバス・サントラ(いろんなジャンルの曲が収録されています)

ヴァージン・スーサイズ オリジナル・サウンドトラック

ソフィア・コッポラ監督の映画サントラです。映画は観た後に気持ちが沈みますが、収録されている音楽は名曲揃い。

同監督の映画「ロストイントランスレーション」(Lost in Translation)もおすすめ。

「エリザベスタウン」オリジナル・サウンドトラック

オリジナル・サウンドトラック Vol.2

キャメロン・クロウ監督、オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト主演のヒューマンドラマのサントラです。

キャメロン・クロウ監督の映画のサントラはハズレがありません。

当サイトではやる気のでる英語名言集【名曲編】で英語の歌を紹介しています。

「この歌、いいな」というアーティストを見つけたら、そのアーティストのアルバムをチェックするのがオススメです。

洋楽でもっと英語を好きになる!英語名言集【名曲編】

CDを聴く

CDが決まったら、まずは1度音楽を聴いてみましょう。アルバムに収録されている曲を聴いてみましょう。

アルバムの中に興味がない曲、ピンとこない曲があれば、迷わずスキップしましょう。洋楽で英語を勉強するときのポイントは、楽しんで取り組むことです。

歌詞を見ながらCDを聴く

次に、歌詞カードを用意し、音楽を聴きます。このとき、詩の意味は気にしなくてもかまいません。歌にあわせて歌詞を目で追っていきます。

歌詞カードを見て大まかな意味を理解する

CDを一通り聴いたら、次は詩をチェックします。このとき、日本語訳と英語の詩を見比べて、主語や動詞、述語の関係を理解しておきます。もし知らない単語があれば、意味も確認しておきます。

また歌詞カード見ながら聴く

歌詞のニュアンスが大体理解できたら、次のステップに進みます。

またCDを聴いて、目安としては、歌を聴いたときに、1つ1つの英単語が聞き取れるくらい(意味も分かれば最高です)まで何度もCDを聴くことです。

あなたが好きな曲を自然に、何度も聴いてしまうように。

歌うことが好きな人におすすめ

メロディーと歌詞がだいたい頭に入ったら、歌詞を暗記するまで歌って覚えます。

最初は上手くいかないかもしれませんが、楽器の練習と同じで、何度も練習することで、そのうちできるようになります。

1つの洋楽を歌えるくらいマスターしたら、大体の要領はつかめたと思います。

あとは、自分の興味・関心にあわせて、曲のレパートリーを増やしていきます。これをある程度続けていれば、英語に対して、意識が変化していると思います。

歌うことが好きではない方は、ムリに歌を歌う練習をする必要はありません。

レパートリーを増やしていく

あとは同じ要領で、暗唱。歌詞をスラスラそらんじることができる歌を増やしていきます。

曲を流した瞬間、英語の歌詞が頭に浮かぶようになれば最強です。英語を聴くことそれ自体の力がアップしていることに気づきます。

まとめ

以上が洋楽で英語のリスニング力をアップする方法になります。

注意点としてはまず即効性が期待できないこと。そして、音楽が好きでない方には、あまり効果がない方法なので、全ての方に向いている方法ではありません。

が、好きこそものの上手なれ。歌や音楽が好きな方には、きっと英語がもっと好きになれる方法です。

洋楽をきっかけにして、英語を覚えることができる。その先にある、文化を感じることができる。それが何よりの素晴らしさです。

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最後に

洋楽で英語に慣れる。それは、リスニング教材を1日聴きまくって英語を勉強するような即効性はないかもしれません。

しかしそれは、気がつけば頭に英語の歌詞が浮かぶなど、じわりじわりと英語力アップにつながっていきます。

歌に興味がない方にはおすすめできない方法ですが、特に音楽が好きな方。洋楽を抵抗なく楽しめる方は、まさにぴったり。

お気に入りの洋楽を見つけて、楽しみながら英語力をアップさせてみてください。

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