日本とは違う!海外へ行ったら自分の身を守るために最低限意識したい3つの心がけ

空へ飛び立つ

先日、AmazonのKindle unlimitedで『リスクをチャンスに変える4つのメソッド』という本を読みました。そこで著者の海外での危険な経験が述べられていて、とても興味深く読んでしまいました。

その内容をかいつまんでご紹介すると著者がアジアの国へ駐在員として派遣され空港に到着。そこで「会社からの迎え」を名乗る男ら2人についていくと監禁されお金を払った、という経験です。

そこでこの記事では、私の経験も含め改めて、海外へ行った際の安全意識について書いてみたいと思います。

はじめに

日本はとても治安の良い国です。子供が夜遅くまで塾に通うことができ、知らない人に声をかけられどこかへ連れ去られ身代金を要求されることは確率的に極めて低い状況です。

しかし海外に行くなら話は別。日本にいるのと同じ感覚で行動すれば、危険な目に遭う確率が激増します。

私自身6回、海外(ヨーロッパ)に行った経験があって、「(比較的)治安が良い」とされる国々でさえ、繁華街への立ち入りや夜の出歩きをせず、暗い路地などには立ち入らないように注意していました。

例えば2013年に訪れた永世中立国での出来事。ある大都市に滞在したのですが、街を散策中にところどころ、直感的に危険な匂いを感じるところを感じずにはいられませんでした。怪しげな売人と思しき雰囲気の人もいました。

そこで外務省のHPを確認すると、スリや置き引きなどの犯罪をはじめ、観光客を狙う偽警告による詐欺事件等が起こっており、帰国間近だったため、万が一の安全を考え散策は控えました。

危険があることを察知して自分の身は自分で守る。それは滞在期間を問わず、意識しておきたいことです。

最低限この3つは意識する!

「知らない人にはついていかない」(→知らない人に声をかけられたら壁を背にして荷物と財布にに注意しましょう!)

「暗い路地には入っていかない」(→人通りのある通りを歩く)

「夜遅くに出歩かない」(→夜8時以降は行動を控える)

小学校で教わったような話ですが、これまさに海外に行ったときにとても大切な心得です。

基本的に、アメリカやヨーロッパなどの「比較的」治安が落ち着いている都市でも、不注意な行動は安全に関わる重大なトラブルに巻き込まれるリスクを高めます。

そこで大切なのがこの3つ。これらは最低限ですが、日本にいるのと同じ感覚で行動するのとこの3つを意識して行動するとでは、安全度が全く違います。

声をかけられたときは注意する

特に観光等で短期間滞在する場合、被害に遭いやすいのがスリです。

観光地であなたは突然声をかけられます。前から声をかけてきた人に気を取られたスキに声をかけてきた人と組んでいる別の人があなたの荷物や財布を狙う、というパターンが典型です。ここで財布だけでなくパスポートを取られたら悲惨です。

このパターンはありすぎるくらいよくあります。海外に行ったときは基本的に声をかけられたときは注意したほうがいいでしょう。国よっては冒頭にご紹介した例のように、連れ去られ監禁されてしまう危険もあります。

海外の空港で会社や知り合いの人に迎えに来てもらう場合、迎えに来てくれる人を正確に特定できる手段を持つなどの準備が必要です。

最後に

もしかしたら、日本にいるうちはあまり「安全」ということを考える機会がないかもしれません。なぜならそれが当たり前のことだからです。

「起こってからでは遅い」という言葉はまさにそのとおり。海外へ行く場合は、「日本とは違う」という意識をつねに持っておきたいものです。

とはいえ特別なことをする必要はありません。大切なのは小さな心がけ。

1・知らない人にはついていかない

2・暗い路地には入っていかない

3・夜遅くに出歩かない

この3つが、それにあたります。

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