Don’t let me down.
私をがっかりさせないで。
あの人をがっかりさせたっていい。
生き方の選択肢の一つとして、人の期待に答える生き方がある。
自分のために生きるのも一つの生き方として素晴らしいが、自分のためではなく誰かのために頑張る。これもこれで、素晴らしい生き方の一つだと思う。
なぜなら、人は一人では生きていくことができない。生きていくためには、必ず誰かの助けが必要だからだ。
たとえばもしあなたが、今自分が何のためにこの世界にいるのかが分からなくなってしまったら一度、あなた自身のことを忘れて、誰かのために全力で頑張ってみるといい。
そのときはきっと、自分だけのために頑張るよりも何倍、何十倍も、生きる喜びを実感できることに気がつくはずだ。
これは綺麗事でもなんでもない。究極的に人は自分のためだけではなく、誰かのために頑張ることに喜びを感じるようになっていることを実感できる。
だから最終的には自分のためではなく誰かのために必死になることができたらなら、人生がどれだけ素晴らしいか、生きる喜びを実感できる。
もちろん、いつも誰かの期待に満たすことは不可能だ。ときに失望させてしまうことだってあるだろう。がっかりさせてもそれはそれで、いいのである。
ただあなたはあなたができることを全力ですればいい。それがほんの少しでも、誰かの役に立っていることであれば、もうそれで十分だ。あなたはすでに、世の中に価値を提供しているのだから。
元ネタ
ビートルズ、後期の名曲から。独特の緩さとポール&ジョンの掛け合いが驚くほど噛み合っている名曲。
動画はかの伝説の屋根でのライブより。こんな時代が、あったんですね。