
超初心者のための中学英語やり直し講座その2です。
まず結論から。英語の文で、今あなたが覚えるべきことは「主語(S)と動詞(V)」のたった2つだけです!
この記事では英語の文について、初心者の方向けにその基本的な仕組みを分かりやすく解説しています。難しい話は先においておいて、まずこの内容だけ理解していきましょう。
そもそも文とは?
文とは、いくつかの単語が決まったルールで並び、一つのまとまった意味になったものです。
例えば”I run.”(私は走る)のように、主語と動詞がそろって初めて「文」と言えます。
英語の文は基本的に主語+動詞を中心にできています。英語は「どこに単語を置くか」が非常に大切です。
日本語では「私は英語を勉強します」と「英語を私は勉強します」でも意味は通じますが、英語は必ず文の最初に「主語」が、その直後に「動詞」が来ます。
この「位置」を理解することが、英語の語順に慣れるためのすべての基本になります。
ただし、後に学ぶ「疑問文」(”Do you〜?”など)や「命令文」(”Study English!” など)では語順が少し変わります。まずは「普通の文(平叙文)」では主語+動詞が基本だと覚えましょう。
主語と動詞をかんたんに説明します
主語とは簡単にいって文章の「誰・何が」の部分です。
文の動作をしている人やモノの部分を指します。例えば、日本語でこのような文章があるとします。
・私は毎日英語を勉強します。
この部分で「誰」の部分はどこでしょうか?そう、「私」ですね。これが主語です。
次に注目したいのが動詞です。動詞とは、「どうしたのか」という、動作の部分を意味する部分です。
・私は毎日英語を勉強します。
この部分でいうと動作の部分は「勉強します」という部分です。これが動詞です。
これから英語の勉強をやり直す場合、文の構造について難しく考える必要はありません。
まず「誰が」(何が)+「どうするのか?」という、最低限の部分だけを理解できれば大丈夫です。
この2つを理解できれば、
私は(主語)勉強します(動詞)→何を勉強するの?→英語を→いつ?→毎日
というように、そのほかの文の要素を直感的に理解することができます。
まずはここだけ理解できればOK
英語の文章では、主語や動詞だけでなく、目的語、補語、形容詞など、いろいろな要素が登場します。
とはいえ、結局は主語+動詞の意味を補完するための要素です。なので、最低限頭に入れておきたいのはまず主語。そして動詞です。
難しい文法用語はとりあえず横においておいて、
1. 文とはいろんな単語がくっついてできているものであること。
2. 英語の文の基本は主語+動詞+そのほかであること。
この2つだけを理解できれば、今はそれでOKです。
なので初心者の方は主語+動詞。この2つが英語の文の基本であることを押さえましょう。
英語を自然に理解するために(スラッシュ読みの習慣)
ちなみに、日本語と英語の文は、語順が全然違います。
・私は英語を毎日勉強します。(「私は」(主語)→「英語を」→「毎日」→「勉強します」(動詞)→。
この日本語を英語にするとどうなるか?
・I study English every day.
→I(主語)+study(動詞)+English+every day.
というように、まず主語。そして次に動詞がやって来ます。(「私は」(主語)→「勉強します」(動詞)→「英語を」→「毎日」→文の最後に.(ピリオド))
このように、日本語と英語は、単語の順番そのものが違うのです。その違いを自然に慣れるために、英語を日本語に和訳するさいは、無理に「正確な」日本語に直す必要はありません。
・I study English every day.
→私は勉強します英語を毎日。
というように理解していくクセをつけていくことが大切です。これが将来的に英語をスラスラ理解できるようになるために、とても大切なポイントになってきます。
【関連記事】英会話初心者が英語を話せるようになるために大切な日本語の使い方
ストック!英単語
study=勉強する
English = 英語
every day = 毎日
まとめ
まず英語のやり直しで徹底的に意識したい英語の文の仕組み。
それは、主語+動詞という言葉です。英語の文の仕組みとして、これからいろいろ登場してきますが、中学英語をやり直す上ではまず主語+動詞が基本となる仕組みを理解することが大切です。
他の品詞については、今後順を追って無理なく覚えられるように説明していきます。ほかのことはひとまず置いておいて、英語は主語+動詞!
まずはこの2つだけ覚えることができれば、あなたがこの記事を読んだ価値があります。


