超初心者のための中学英語やり直し講座その5です。
このページでは英語の現在進行形について分かりやすく解説します。英語の表現の一つで、仕組みと考え方さえ覚えれば、比較的シンプルに理解することができます。
現在進行形とは
今ちょうど何かをしていること。「現在~がおこなわれています」を伝えるのが現在進行形です。
例えば今あなたがこのページを読んでいるということは、『英会話ビギナーズWEB』を見ている最中です。このような「今していること」を伝えるのが現在進行形です。
ではどうやって英語で現在進行形を作るのか?基本ルールがこちらです。
主語+be動詞+動詞にing
例)
→I(主語) am(be動詞) reading(動詞のread+ing) a book.(私は本を読んでいます。)
→She(主語) is(be動詞) playing(動詞のplay+ing) tennis.(彼女はテニスをしています。)
→They(主義) are(be動詞) singing(動詞のsing+ing) a song now.(彼らは今、歌を歌っています。)
now=今
覚えておきたい動詞+ingの作り方
英語の現在進行形を作る場合、
1・動詞にそのままingをつける
2・語尾のeをとってingをつける
3・語尾のieをyに変えてingをつける
4・語尾の子音を重ねてingをつける
というパターンがあります。
動詞にそのままingをつける
read→reading
play→playing
sing→singing
watch→watching
do→doing
動詞のeをとってingをつける
come→coming
take→taking
make→making
write→writing
eで終わる動詞はingをつけるさい、このようにeが消えてingがつきます。
語尾のieをyに変えてingをつける
lie→lying
tie→tying
ie→y+ingで表記します。
語尾の子音を重ねてingをつける
特殊な例で、動詞の語尾が短母音(音を伸ばしたり重ねずに短く「ア・イ・ウ・エ・オ」と読む母音のこと)+子音の場合、語尾の子音を重ねてingをつけます。
run→running
get→getting
swim→swimming
begin→beginning
否定文の作り方
現在進行形はbe動詞の文と同じ考え方で否定文を作ることができます。すなわち、be動詞の後ろにnotを入れればOKです。
主語+be動詞+not+動詞にing
例)
I am not studying English now.(私は今英語を勉強していません。)
He is not playing soccer.(彼はサッカーをしているところではありません。)
We are not doing our homework.(私たちは宿題をしているところではありません。)
疑問文の作り方
現在進行形の疑問文はbe動詞の疑問文の作り方と同じ。be動詞を先頭にして作ります。
be動詞+主語+動詞にing+?
例)
Are you watching TV now?(あなたは今テレビを見ていますか?)
→Yes, I am.(はい、そうです。) / No, I am not.(いいえ、違います。)
Is she singing a song?(彼女は歌を歌っていますか?)
→Yes, she is. / No, she isn’t.
isn’t=is not
現在進行形にならない動詞
英語の動詞のなかには、現在進行形を作れない動詞があります。
具体的には、have(持っている)やknow(知っている)など、状態や心情を表す動詞がそれに当てはまります。
例)
I am knowing you.→I know you.
He is having a book.→He has a book.
ただしhaveの場合は、食べているという意味になる場合に限り、現在進行形にすることができます。
例)
They are having a breakfast.
まとめ
最後に英語の現在進行形の基本ルールのまとめです。
「今ちょうど~しています」を表す英語が現在進行形です。
作り方は、主語+be動詞+動詞のingが基本。動詞は基本的にingをつければOKですが、動詞の中には語尾を変えてingをつけるものがあります。
そこだけを注意し、主語+be動詞+動詞のing=~している最中、とイメージして覚えることが大切です。