
初心者のための中学英語やり直し講座その4です。この記事では、英語の基礎となるbe動詞について、分かりやすく解説します。
be動詞は英語を学ぶ上で欠かせない、大切な基礎知識です。しっかり理解し、身につくまで繰り返し学ぶことが大切です。
be動詞とは?
まずはじめに、「be動詞」とは一体何でしょうか?
be動詞は、主に次の2つのことを表す英語です。
「〜です」:主語が何であるか、どんな状態かを表す(A(主語)=B)
「〜いる・〜ある」:主語がどこに存在するかを表す
簡単に言うと、be動詞は日本語の「です」や「いる・ある」にあたります。
be動詞の基本の形と変化
be動詞の基本の形(原形)は be ですが、現在のことを表すとき(現在形)は、主語によって形が変わります。
具体的には、次の3つの形に変化します。
| be動詞 | 主語 (例) | 意味 |
|---|---|---|
| am | I (私) | 〜です |
| are | You (あなた/あなたたち) | 〜です |
| We (私たち) | 〜です | |
| They (彼ら/彼女ら/それら) | 〜です | |
| Taro and Hanako (太郎と花子など、複数の人や物) | 〜です | |
| is | He (彼), She (彼女), It (それ) | 〜です |
| This (これ), That (あれ) | 〜です | |
| Taro (太郎など、単数の人や物) | 〜です |
be動詞の役割:「A=B」の関係
例えば「私はタロウです」と言いたいとき。英語では”I am Taro.”となります。
ここでは、”I”(私は)=”Taro”という関係が成り立っています。つまり、be動詞は「A(主語)=B」という関係を表すための英語なのです。
また、be動詞は「どこにいるか/あるか」を表すときにも使います。
例)
She is in the kitchen.
彼女は台所にいます。
The books are on the table.
その本はテーブルの上にあります。
be動詞はこのポイントを押さえる!
be動詞を理解する上で、大切なポイントは次の2つです。
1. be動詞は「A(主語)=Bです」または「Aはどこにいる/ある」と言いたいときに使う
2. be動詞は主語によって形が変わる (am, are, is)
主語によって形が変わるため、最初は覚えるのが少し大変かもしれません。次のようにセットで覚えていきましょう。
・I + am (アイアム)
・You + are (ユーアー)
・He / She / It + is (ヒーイズ、シーイズ、イットイズ)
・複数(2人以上、2つ以上)の主語 + are
be動詞の短縮形
ちなみに、be動詞は主語とセットで短縮して使うことができます。短縮形を作るときは、アポストロフィ(’)を使います。
【be動詞の短縮形一覧】
| 通常の形 | 短縮形 |
|---|---|
| I am | I’m |
| You are | You’re |
| He is | He’s |
| She is | She’s |
| It is | It’s |
| We are | We’re |
| They are | They’re |
ちなみに、学校のテストではこの短縮形を覚えているかどうかをよくチェックされます。
be動詞で英会話!
最後に、be動詞を使った簡単な英会話フレーズをご紹介します。
先ほど説明したように、be動詞は「A = B(AはBです)」を表す英語です。そこでbe動詞を使うと、
「私は○○です。」
「彼は○○です。」
といった、自分や誰かのことを紹介する表現ができます。
例えば、次のような言い方です。
I am Taro.(私=タロウ → 私はタロウです)
I am 29 years old.(私=29歳 → 私は29歳です)
I am happy.(私=幸せ → 私は幸せです)
She is a student.(彼女=学生 → 彼女は学生です)
We are good friends.(私たち=良い友達 → 私たちは良い友達です)
このように、A = B の形だけで簡単に自己紹介ができます。
あとは、単語をどんどん覚えていけば、主語+be動詞の後ろにいろいろな言葉を足して、たくさんのことを英語で説明できるようになります。

ストック!英単語
years old = 歳
happy = 幸せ
まとめ
以上で、be動詞のやり直しは終わりです。
ポイントは次の2つ。
1. be動詞は「A(主語)=B」または「Aはどこにいる/ある」と言いたいときに使う
2. be動詞は主語によって形が変わる (am, are, is)
「自分は〇〇」「あの人は〇〇」など、be動詞を覚えれば簡単に自己紹介や説明ができるようになります。
英語のとても大切な部分なので、しっかり身につけておきましょう。
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