「知ったかぶりしないでね」
勉強家のYoshiが先輩のkatsumiに声をかけています。Yoshiは仕入れ立ての知識を自慢したくて仕方がないようです。
Yoshi:You know what?
ちょっと聞いてください。
Katsumi:What?
どうしたの。
Yoshi:I’ve heard that you are interested in traditional Japanese musical instruments. I’m an expert in that. If you have any questions, don’t hesitate to ask me.
あなたが日本の伝統楽器に興味があるって聞きました。俺、その件については詳しいんですよ。知りたいことがあれば何でも聞いてくださいね。
Katsumi:Okay. I have a question. When was the koto first introduced to Japan?
分かったわ。なら1つ質問。琴が日本に伝来したのはいつ?
Yoshi:It was in the 14th century.
14世紀頃ですね。
Katsumi:Wrong. It was first introduced to Japan from China in the 7th and 8th century.
ぶ~。琴は7世紀から8世紀頃、中国から伝来したのよ。
Yoshi:Are you sure?
本当ですか?
Katsumi:I’m positive. You still have much to learn. Don’t become a know-it-all.
確かよ。まだまだ学ぶことはたくさんあるよ。知ったかぶりさんにはなってはいけないわよ。
このフレーズに注目!
Don’t become a know-it-all.
知ったかぶりしなさんなよ。
「私は何でも知ってますよ」「分かってますよ」的な人のことを英語ではknow-it-allと表現します。
日本語でいうところの「知ったかぶりな人」のことで、万が一You are a know-it-all.と言われてしまったら、口を閉じるときかもしれません。
沈黙は金なり。ペラペラしゃべり過ぎないための教訓として、覚えておきたい表現です。
このページの英語表現
I’ve heard that ~=~と聞いた
don’t hesitate to ~ = 遠慮なく~してください
I’m positive.=確かだ
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
Don’t become a know-it-all.と一緒に覚えておくと英語の表現力がアップするおすすめフレーズがこちらです。
物は言いよう。こういう表現を暗記しておくことで、その場その場、適切なフレーズを選択することができます。
Stop trying to keep up with the Joneses.=見栄を張るのはおやめなさい。
Don’t say a word.=お静かに(黙って下さい)。
That’s enough.=もう十分です。