英会話 1日1フレーズ【No.84】では、相手に選択や判断をゆだねるときに使う表現 “It’s up to you.”をご紹介します。「あなたに任せます」と、選択を相手に委ねたいときに、ぜひ使ってみてください。
「あなたに任せます」と伝える
Takaが以前から想いを募らせているMikaに、勇気を出して夕食に誘っています。
Taka: Do you have any plans for this evening?
今晩、何か予定ある?
Mika: Nothing special.
特にないよ。
Taka: Want to go have dinner together?
一緒に夕食でもどう?
Mika: Let me see… Sure, why not?
うーん、そうね…いいよ。
Taka: Great. It’s on me. What time shall we meet?
よかった。ぼくがおごるよ。何時に会おうか?
Mika: It’s up to you.
あなたに任せるわ。
Taka: Got it. I’ll call you later.
了解。あとで電話するね。
このフレーズに注目!
It’s up to you.
①君次第だ。
②(どうでもいいから)好きにして。
この表現は、何かを決めるときに、相手に選択や判断をゆだねるときに使う英語フレーズです。「(○○か△△か)選ぶのは君次第だよ」というように、決定権を相手にゆだねるときに使います。
たとえば、
A: Where should we eat, Italian or Chinese?(イタリアンにする?中華にする?)
B: It’s up to you.(君が決めていいよ。)
このように、「自分はどちらでもいいよ」「あなたが決めて」という場面でよく使われます。
ここは注意!
“It’s up to you.” は便利なフレーズですが、使い方によっては違う印象を与えることもあります。
明るい口調で使えば、「どっちでもいいよ」「好きな方でいいよ」という、相手を尊重する優しい印象になります。
一方、不機嫌なトーンや冷たい態度で言うと、「どうでもいい」「好きにすれば?」といった やる気のない印象 を与えてしまうことも。
このフレーズを使うときの表情に、注意しましょう。
発音記号
/ ɪts ʌp tuː juː /(イッツ アップ トゥ ユー)
ついでに覚えたいおすすめのフレーズ
“It’s up to you.”とついでに覚えておくと便利なフレーズをご紹介します。
I will leave it up to you.
あなたにお任せします。
“It’s up to you.”と同じく、相手に選択や判断を委ねる丁寧な言い方です。お任せするにしろ、こちらの方が表現としてなげやり感や放置感がないので、汎用性は高いと言えます。
状況や相手との関係に合わせ、使い分けてみましょう。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.84】では、相手に選択や判断をゆだねるときに使える表現”It’s up to you.”を学びました。
会話の中では、「私は◯◯がいいです」と自分の意見を伝えることも大切ですが、状況に応じて「おまかせします」と柔軟に対応することも、良いコミュニケーションにつながります。
何かを相手に決めてもらいたいとき、ぜひこのフレーズ”It’s up to you.”(あなたに任せます) を使ってみてください。
覚えた英語をオンラインで使ってみよう!
今回のフレーズはいかがでしたか?
今回ご紹介した “It’s up to you.” のように、直訳では意味がつかみにくい英語表現も、意味と使い方をしっかり理解しながら覚えていくことが、英会話力アップにはとても大切です。
とはいえ、覚えた表現を本当の意味で身につけるためには、実際の会話の中で使ってみることが何より効果的です。
そこで注目したいのが、オンライン英会話です。
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