
英会話 1日1フレーズ【No.94】では、「やったね!」「おめでとう!」といった気持ちを伝えるシンプルな表現、”Well done!”をご紹介します。
相手にポジティブなフィードバックを返す定番のフレーズです。この記事でその基本的な意味と使い方をマスターして、ぜひあなたの英会話フレーズのひとつに加えてみてください。
「よくできた!」と伝える
教師のMr.Katoが、生徒のJonnyと「私は誰?」(Guess Who?)をしています。
Mr. Kato: Guess who I am! I was born in Genoa, Italy. I was an explorer. I found a new world, America, on October 12, 1492. Who am I?
私は誰でしょう?私はイタリアのジェノバで生まれました。私は冒険家でした。1492年10月12日に新しい大陸、アメリカを発見しました。
Jonny: Christopher Columbus?
コロンブスですか?
Mr. Kato: Bingo! Well done, Jonny! You’re right. It’s Christopher Columbus.
当たり!よくできたね、ジョニー!その通り、コロンブスです。
Jonny: Thank you, sir! I learned about him in history class.
ありがとうございます!歴史の授業で彼のことを習いました。
Mr. Kato: That’s great! Do you know when he sailed to America?
いいね!彼がいつアメリカへ航海したか知っていますか?
Jonny: Hmm… in 1492?
うーん…1492年ですか?
Mr. Kato: Exactly! You have a good memory.
その通り!よく覚えていましたね。
“Guess Who?”とは
いろいろなヒントを言って、相手が「私は誰?」を当てるゲームです。家族や友だちと遊びながら、英語で質問したり答えたりする練習ができます。
英単語メモ
guess =推測する、当てる
explorer=探検家、冒険家
exactly=その通り、まさに、正確に
このフレーズに注目!
Well done!
①ご苦労様。
②(いいぞ)よくよったね!
相手のがんばりや成果をねぎらったり、ほめたりするときに使う英語表現です。日本語で言う「よくできたね!」「ご苦労さま!」「えらいね!」を伝えるフレーズです。
たとえば、
・子どもが宿題をがんばったとき
・友だちが試験に合格したとき
・部下がプロジェクトを成功させたとき
など、年下や対等な相手に対してポジティブなフィードバックを返すフレーズとして、活躍します。
ここは注意!
ただし、「目上の人」や「上司」に対しては使いません。“Well done!” は少し「上から」ほめる感じになることがあるからです。
たとえば、先生や上司など、目上の人に喜びの気持ちを伝えたい場合は、代わりに次の表現がおすすめです。
That’s great!
すごいですね!
I’m impressed.
感心しました。
Congratulations!
おめでとうございます!
発音記号
/wel dʌn/(ウェル ダン)
ついでに覚えたい関連フレーズ4選
“Well done!”とあわせて、さらにポジティブなフィードバックを伝えるおすすめフレーズをご紹介します。
英語での「ほめ言葉」や「ねぎらいの表現」をいくつか覚えて、相手を笑顔にできるほめ上手を目指しましょう!
Great job!
よくやった!
相手の努力や成果を明るくたたえるカジュアルな表現です。
Excellent!
素晴らしい!
“Great”よりも少し強めにほめたいときの表現です。
Splendid!
素晴らしい!
ややフォーマルで上品な、イギリス英語的な表現です。
I am proud of you.
君のことが誇らしいよ。
相手の成長や努力を心からたたえるときに使う、温かい表現です。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.94】では、相手にポジティブなフィードバックを伝える定番の表現、”Well done!” をご紹介しました。
このフレーズは「やったね!」「おめでとう!」といった気持ちを伝える、シンプルですが覚えておきたい大切な表現です。
会話はコミュニケーション。相手にポジティブな反応を返すことは、良い人間関係を築くうえでとても大切です。
けなすよりも、まずほめること。その小さな一言が、相手のやる気や笑顔につながります。
その第一歩として、今日学んだ “Well done!”をあなたの英会話に取り入れてみましょう。
英語をもう少しだけ自然に話せるようになるコツをご紹介します
今回のフレーズはいかがでしたか?
“Well done!” のように、短くてシンプルでも感情をしっかり伝えられる表現を覚え、実際の会話で使うことは、英会話を楽しむための大切なステップです。
あわせて、英語をよりスムーズに話せるようになるためのコツを、初心者の方にも役立つ形で記事にまとめました。
どれもシンプルですが、このポイントを意識しておくだけで、「フレーズを覚えて使ってみる」という練習が、より効果的になります。
ぜひ参考にしてみてください。

