英会話 1日1フレーズ【No.41】では、「勘弁してよ」を伝える定番の表現、”Give me a break!”をご紹介します。
生きていれば、いろいろなことがあるもの。無理な頼みごとをされたときや、想定外の出来事が起こったときには、このフレーズでその気持ちを表すことができます。
「かんべんしてくれ」と言う
カップルのAkemiとTakeoが会話をしています。どうやらAkemiはよからぬことをたくらんでいるようです。
Akemi: Do me a favor, will you?
お願いがあるんだけど。
Takeo: All right. What is it?
うん。なんだい?
Akemi: Can you do my homework for me?
私の宿題、やってくれない?
Takeo: Give me a break! You have to do it yourself.
カンベンしてくれよ。自分でやらなきゃダメだよ。
Akemi: Please! Just this once!
お願い!今回だけ!
Takeo: Why didn’t you do it earlier?
なんで前もってやらなかったの?
Akemi: I was watching a drama. It was so good!
ドラマ見てたの。すっごく面白かったのよ!
Takeo: Seriously? You skipped homework for a drama?
マジで?ドラマのせいで宿題サボったの?
Akemi: Yes, I’m sorry. You’re the best!
うん、ごめんね。あなたって最高!
Takeo: Fine, just this time. But next time, do it yourself!
分かったよ、今回だけだぞ。でも次は自分でやるんだぞ!
Akemi: Okay, okay! Thank you, Takeo! I love you!
はいはい!ありがとう、タケオ!愛してる!
覚えておきたい英語表現
Do me a favor, will you? = 「手伝ってよ」という感じの軽いニュアンス。
丁寧な表現を使いたいなら、
Could you do me a favor?
I have a favor to ask of you.
この2つのフレーズが便利です。
英単語メモ
favor – お願い
homework – 宿題
yourself – 自分で
このフレーズに注目!
Give me a break!
①カンベンしてくれよ。
②冗談もほどほどにしてくれよ。
日常会話で、けっこうよく使われる英語表現かもしれません。直訳すると「休みをくれ」ですが、実際の意味は「カンベンしてよ!」という感じになります。
発音記号
/ɡɪv mi ə breɪk/(ギヴ ミー ア ブレイク)
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
“Give me a break!”と一緒に覚えておくと、英語力の幅がぐっと広がるおすすめ表現がこちらです。「もうやめて」「そこまで!」と伝えたいときに便利なフレーズです。
Cut it out.
そこでやめろ。
ふざけている相手に「もうやめて!」と注意するときに使う、カジュアルなフレーズです。
That’s enough.
もう十分。
しつこい行動や言葉に対して「もうたくさん」と伝える定番のフレーズです。
Knock it off.
やめろ。
怒りの感情を込めて、「今すぐやめろ!」と強めに言うときのフレーズです。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.41】では、「勘弁してよ」を伝える定番の表現、”Give me a break!” を学びました。
直訳は「休みをくれ」ですが、実際は「もうやめてよ」「カンベンして!」という意味で、驚いたときやあきれたときなど、日常会話で比較的よく使われる表現です。
ちょっとした不満やツッコミを入れたいときにもピッタリなので、英語で感情を表現する幅が広がります。場面に合ったトーンで使えば、とても自然なコミュニケーションにつながります。
ぜひこの機会に覚えて、会話の中でどんどん使ってみてください。
覚えた英語をあなたのものにするために
今回のフレーズ、いかがでしたか?
英語のフレーズを覚えることは、英会話を身につけるための大切な第一歩です。
でも、もっと大切なのは、実際の会話で使ってみること。覚えた英語は、使ってこそ「自分の言葉」になります。
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