英会話 1日1フレーズ【No.15】では、「ちょっと待って」と英語で伝えたいときに使える表現 “Hold it.”をご紹介します。
このフレーズの基本的な意味や使い方をしっかり押さえて、実際の会話でぜひ使ってみましょう。
「ちょい待ちな」とストップを促す
PaulとJohnが会話をしています。Paulはとても慌てているようです。Johnが状況を聞き出そうとしています。
John: Hey Paul, what’s wrong?
ねえポール、どうしたの?
Paul: I lost my bag! I can’t find it anywhere!
カバンを失くしたんだ!どこにも見つからないよ!
John: Hold it. You lost your bag? Are you sure?
ちょっと待って。カバンを失くしたって?本当かい?
Paul: Yes! I think I had it when I went to Marunakaya.
うん!マルナカ屋に行ったときは持ってたと思うんだ。
John: What did you do there?
そこで何をしたの?
Paul: I bought some snacks. Then I left… but I don’t remember what happened after that.
お菓子を買ったんだ。それから出たけど、そのあとどうしたか思い出せないんだ。
John: Okay, calm down. Let’s think step by step.
わかったよ。落ち着いて。一つずつ考えてみよう。
Paul: I’m really confused. My phone was in the bag too.
すごく混乱してるよ。スマホもそのカバンの中だったんだ。
John: Alright. First, let’s go back to Marunakaya and check. If it’s not there, we’ll go to the police station.
よし。まずはマルナカ屋に戻って確認してみよう。それでもなければ交番に行こう。
Paul: Okay. thanks, John.
わかった。ありがとう、ジョン。
英単語メモ
lost=失くした
confused=混乱している
check=確認する
このフレーズに注目!
Hold it.
ちょっと待って。
「そのまま動かないで」「ストップ!」というような意味で使われます。驚いたときや、相手の行動・話を一時的に止めたいときによく使います。
イメージ)
相手が焦って話しているとき →ちょっと落ち着いて!
誰かが急に動き出そうとしたとき →待った!
類似表現
Stop.
止まれ。
Wait a minute.
ちょっと待って。
ここに注意!
“Hold it.”はカジュアルでやや強めの表現です。親しい相手に使うには自然ですが、目上の人や丁寧に言いたい場面には向いていません。
発音記号
/ˈhəʊld ɪt/(ホウルド・イット)
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
“Hold it.”と一緒に覚えておくと英語力がアップするおすすめのフレーズです。英語で「ちょっと待って」と言いたいときに使える、便利なフレーズです。
Just a second.
ちょっと待って。
ごく短い時間待ってほしいときに使う、とてもカジュアルな表現です。
Give me a minute.
ちょっと待って。
「少し準備したい」「整理したい」というときなどに使います。カジュアルですが丁寧な表現です。
Wait a moment please.
少々お待ちください。
やや丁寧に言いたいときに使える表現です。ビジネスやフォーマルな場面でも使えます。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.15】では、「ちょっと待って」と英語で伝えたいときに使える表現 “Hold it.”を学びました。
このフレーズはカジュアルでやや強めの表現なので、他の類似フレーズと合わせて覚え、TPO(時間・場所・状況)に応じた適切な表現を使い分けることが大切です。
覚えた英語は使って身につけよう!
英語のフレーズを覚えることは、英会話をスムーズに話せるようになるための第一歩です。
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