英会話 1日1フレーズ【No.32】では、日常のカジュアルな場面で「やめておきます」とやんわり伝える表現、”I’ll pass on that.”をご紹介します。
適切な場面で「ノー」を伝えることはとても大切です。ただ、単に”No.”と言うよりも、いろいろな言い回しを知っておくことで、場面に応じたよりスムーズなコミュニケーションが可能になります。
ぜひ覚えて、英会話で使ってみてください。
「それはやめておきます」と伝える
TaraとSaraが会話をしています。Saraが一生懸命に宿題をしているところ、Taraが遊びに誘っているようですが・・・。
Tara: What are you doing?
何してるの？
Sara: I’m doing my homework.
宿題してるの。
Tara: Homework? It’s Saturday! Let’s go for a drive.
宿題？今日は土曜日だよ！ドライブに行こうよ。
Sara: No, thank you. I’ll pass on that.
ううん、やめておくわ。
Tara: Why? Are you busy?
どうして？忙しいの？
Sara: Yes. I have a lot of homework. I want to finish it today.
うん。宿題がたくさんあるの。今日終わらせたいの。
Tara: Oh, I see. You’re so serious!
そっか。ほんとマジメだね！
Sara: Maybe. But I feel better when I finish my work first.
そうかも。でも、先にやることを終わらせたほうが気が楽なの。
Tara: Okay. Next time, then!
わかった。じゃあ今度ね！
Sara: Sure! Let’s go next weekend.
もちろん！来週末に行こう！
英単語メモ
homework＝宿題
drive＝ドライブ、車で出かけること
finish＝終わらせる
このフレーズに注目！
I’ll pass on that.
それはパスしておくよ。
誰かに誘われたときに、やんわりと断る表現です。
pass は日本語でも使われる「パスする」と同じように、「やめておく」「遠慮する」といった意味があります。誰かに何かを誘われて、「まあ、今回はやめとくよ」と言いたいときに使ってみましょう。
発音記号
/aɪl pæs ɒn ðæt/（アイル パス オン ザット）
ついでに覚えたい関連フレーズ3選
I’ll pass on that.と一緒に覚えておくと、英語での断り方のバリエーションが広がります。どれも「断る」ための便利なフレーズですが、言い方次第で印象が変わるので、シーンに合わせて使い分けてみてください。
I’ll think about it.
検討します。
「すぐに返事をしたくないとき」に使うフレーズです。はっきり断らず、「保留」したいときに。
Let me pass this time.
今回はやめておきます。
（いつもならOKだけど）「今回は遠慮します」というときのフレーズです。
I’d rather not.
私は結構です。
ややフォーマルで、かしこまったニュアンスのフレーズです。ビジネスやフォーマルな場面で丁寧に断りたいときに使います。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.32】では、日常のカジュアルな場面で「やめておきます」とやんわり伝える表現、”I’ll pass on that.” を学びました。
断るというのは、ある意味で難しい行為です。だからこそ、相手の気持ちや場面に応じて、適切な表現を選ぶことが大切です。
この記事では、そのための表現バリエーションもいくつか紹介しました。ぜひ覚えて、状況に合った方法でスマートに「ノー」を伝えてみてください。
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今回のフレーズはいかがでしたか？英語を話せるようになるために、フレーズを覚えることは地道ですが、着実な努力です。
その一方で、英語力そのものを高めることは、自信を持って英語を話せるようになるためにとても大切です。
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