実力をアップを実感するため、英語パーソナルジムでトレーニングを生体験。
その結果、わずか20分のトレーニングで驚きの変化を実感。英語で結果を出すためには、法則というか、ルールがあることを体験することができました。
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「日本人の先生だったけど、トレーナーの英語レッスンはこんなに凄かったよ」
ということを英会話スクールで英語を教えることを生業とするイギリスの方に話してみました。すると彼はこんなことを言っていました。
「確かに、日本のバイリンガル講師から英語を学ぶメリットはたくさんある。しかし、彼らが決して教えられないことが一つある。それは、英語の文化だ」
彼は続けます。
「英語を学ぶということは、英語の言葉だけでなく、その背景にあるものを学ぶということだ。僕らネイティブから英語を教わることで、英語の文化、背景も学べる。ここだけは絶対に違う」
そのときは「そんなもんか」と深く考えず相づちを打っていましたが、いろいろ考えたのでこの記事で書いてみたいと思います。
日本人講師が教えられないもの
イギリス人講師の彼が言う通り、確かに英語を学ぶことはただ単に言葉を学ぶことではありません。英語という言葉の後ろ側にある、文化的なものを学ぶことでもあります。英語という言語それ自体を学んでいるだけではありません。
すなわち私たちは英語という言語を学ぶことを通じて、その背後にある文化や価値観など、言語以外のものを学びます。彼は、「そこに私たちネイティブが英語を教える意味がある」という趣旨のことを言っていました。
日本人のバイリンガルに英語を習うかそれともネイティブの先生に習うか。そこに絶対的な優劣はありません。それぞれ良い面・悪い面があるので、ケースバイケースです。
ただ確かに、ネイティブから英語を学ぶことによって間接的に得られる何かがあることも確かです。それは難しく考えなくても、あなたがネイティブの英会話講師のレッスンを受ければすぐに感覚的に実感できるでしょう。
ネイティブ講師にとって英語=飯の種、という事情を差し引いても彼の言ってることに間違いはありません。日本人の先生がどうしても教えられない「何か」があるのもまた確かです。
日本人講師かネイティブか
ただ、全くの初心者の方がいきなりネイティブ講師に英語を教わろうとしても、そこには無理が生じます。何より、十分な英語のインプットをしていないのに、ネイティブとの英会話レッスンでアウトプットしていくことは非効率的です。
それに、英語習得の理論を熟知した経験ある日本人講師に英語を教わることは、人によってはネイティブから英語を教わるより効果的に、英語力を伸ばしていくことができます。この意味で無条件にネイティブ信仰することには賛同しかねます。
なので結局はケースバイケース。ある程度英語が話せるならネイティブ、英語が話せなくてステップ・バイ・ステップで頑張っていくなら日本人講師と、使い分けていけばいいと考えています。
英語を学び始め、日常的な英会話ができるようになる。そしてもっといろんなことを知りたい、話せるようになりたいと思うようになった。
そこへ来たら、ネイティブ講師の出番。英会話をしていくことで、ネイティブの考え方、価値観が日本人のそれとは違ったものを背景にしていることが理解できます。これが異文化理解であり、英語を学ぶ楽しさです。
まとめ
英語を学ぶことは、ただ単に言葉を学ぶことではなく、英語圏の文化や価値観、あらゆる背景的なものを学ぶこと。そう考えると、英語を頑張るというのは結構奥が深いことなのかもしれないと、改めて思います。
ただし物事には順序があります。結局大切なのは、「今の自分にとって」どんな英語の先生が一番ベストなのかを知ることではないでしょうか。
ネイティブから直接、英語圏の文化や価値観を覚えるにもベストなタイミングがあり。なので、英語は無理せずコツコツ。自分のペースで頑張っていくことが一番だと実感です。
以上、発音以外、ネイティブから英語を学ぶメリットについての考察でした。