「英会話を習得して英語を話せるようになりたい!」
「TOEICで○○○点取得したい!」
そんなときに必要なのは日々の勉強。
このページではそのために役に立つ英語学習診断ノートの作り方について、分かりやすくご紹介しています。
英会話教材の購入後、英語の勉強を継続したい初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
購入した英会話教材で結果を出すために
英語学習は、コツコツ続けていくことが大切です。というのは、本当の実力は、一朝一夕で身につけることはできないからです。
どんなに教育的価値の高い教材を使ったとしても、目に見える形で結果が出るには、ある程度の努力と時間の投資が必要です。
ところが、私たちは忙しい現代人です。
日々の仕事や雑事に追われています。計画的に、英語に取り組む時間を作らない限り、勉強する時間はどんどん時空のかなたに消えていきます。
私もその例外ではなく、何度か失敗した経験があります。こんなパターンです。
①英会話教材を購入。最初はやる気があり、ワクワクする。
↓
②やっているのに効果が実感できない(と感じる)。
↓
③この教材で大丈夫なのか、意味はあるのかと不安になる(もしくは、めんどくさくなる)。
↓
④学習・努力をストップしてしまう。
↓
⑤教材がベンチ(倉庫)行きに・・・。
「英会話教材を買ったときは、やる気があって頑張ろうと思った。」
「でも、やる気はしだいに消えていき、気がつけば、教材を使うのもめんどくさくなってしまった・・・。」
あなたにもこのような経験はないでしょうか?
せっかくやる気を出して勉強を始めたのに、これではもったいないですよね。
やる気を無駄にしないために
では、せっかくのやる気を失わず、英語を続けて効果を実感するためにはどうすればいいのでしょうか?
大切なのはやる気のある時期に、英会話教材を使って英語を勉強する習慣を作っておくことです。
理想論を言えば、毎日同じ時間にムリにでも机に座り学習をスタートすることです。
ところが、現実問題、そうはいかないことも多いものです。急な用事、仕事、人間関係、体調不良etc、挙げればキリがありません。
大切なのは、計画通りに勉強が進むことではなく、1日、どんなに短い時間でも、英語に取り組む姿勢を持つことです。
「今日は1時間できる」
「今日は20分」
こんな具合でもよいのです。限られた時間の中で、英語に取り組めばよいのです。今ある時間を、有効に使えばよいのです。
学習量と自分の変化を記録しておく!
重要なのは、使える時間をどのように活用するかです。
具体的には、英会話教材を用意、学習診断ノートを作り、英語を勉強しています。内容は次の通りです。
①日付
②勉強した時間
③学習内容と教材名(具体的に書きます)
④コメント(勉強しているときに気になったことを書きます)
一週間をメドに、これを読み返し、問題点・改善点をリストアップします。
これをしておくことで、「いつ」「何を」「どの教材で」「どのくらい勉強したのか」といった重要情報をチェックすることができます。
【私の実例】
①日付:10月17日
②時間:1:48 – 2:32
③学習内容と教材名
・『1000時間ヒアリングマラソン』のCDオールトラックを聞き取り
・『LIVE from LONDON』(テキスト名)のCDトラック5番と6番をリスニング
・『英会話・ぜったい音読』(テキスト名)のレッスン11を3回音読
④コメント:眠気で集中力が足りなかった
ノートを読み返すことで、一目で問題点・改善点が分かります。つまり、「ここを変えればもっとよくなる!」というポイントが分かってきます。
なぜノートに記録するのか?
何のためにこのようなことをするかというと、理由は2つあります。
1つは、日常の学習量を客観的にチェックするためです。
上達の効果はともかく、毎日学習の記録を紙に書き記しておくことで、あなたは自分の行動を客観的に確認することができます。
勉強量と時間を振り返ることで、「よりよい方法」を見つけることができます。
また、「何で上手くいかないんだ!」というような気分になったときも、この学習診断ノートを読み返すことで、勉強量の不足など、問題点を把握することができます。
2つ目は、あなたの勉強記録を残すことで英語上達の成長カーブが分かります。それは、④のコメントで確認します。
このパターンは人によって違います。詳しくは当サイト配布のPDFをご覧下さい。
あなたの状態、上達具合を書いておくことで、あなた自身がどれくらい成長しているか。客観的に分かってきます。
今日、あなたは自分の実力が昨日と同じように思えるかもしれません。しかし実は見えないところで、努力しただけ、成長しているものです。
あなた自身が自分の小さな変化に気付くことで、自然と本当のやる気が出てきます。「昨日より○○ができるようになった!」という経験を味わえばやる気アップ。
自然と頑張ることができます。
自分自身の成長に気付く意味
学習診断ノートで大事なことは、日々の小さな変化を記録しておくことです。
おそらく、一ヶ月程度英会話に取り組んだだけでは、「どう上達したのか」はあまり分からないかもしれません。
おおよそ、努力が目に見える形になるには、少なくとも3ヶ月くらいかかるとあせらないことが大切です。
とは言え、毎日勉強していても、自分の努力が正しいのか、そうでないのかは不安になるもの。
そこで、成長の予兆を実感するために、あなたの変化にあなた自身が気づくことが大切です。
「発音が昨日よりもよくなった気がする。」
「先週の復習をしたら、結構英単語を覚えていた。」
など、本当に些細なことでよいのです。
大切なのは、あなた自身が自分の成長に気付くことです。時間はかかるかもしれませんが、どんなことでも、学びに投資した時間は、いつかその芽を咲かせるのです。
まとめ
最後に英会話学習診断ノートのまとめです。
必要なもの、記入法等、シンプルにまとめました。参考にしてみてください。
用意するもの
・英会話の教材
・ノート(書きやすいものであれば可)
記入内容
①日付
②勉強した時間
③学習内容と教材名
④コメント
使用の手順
1・勉強前にノートを開き、日付と学習開始時間を書く。
2・勉強に集中する。
3・終了したら、時計を見てノートにその時間を書く。
4・教材名、勉強内容を具体的に書く。
5・気付いたこと、感想、勉強の進み具合などを書く。
最後に
英会話教材を購入し、英語力を目指す。
そこで大切なのは、「何を」「どれくらい」頑張って、「どのような」結果を得たのかを、自分なりに確認することです。
体感的にでも「なんとなく」上達できればそれはそれでいいのですが、成長の度合いを具体的に確認できた方が、勉強のやる気が出ます。
この意味で、ノートに学んだことを記録していくことは、おすすめしたい方法の一つです。
ローマは一日にして成らず。英会話教材を購入して勉強を始めても、今すぐ「英語ペラペラ」という結果を得ることはできません。
だからこそ何をやってどうなったか。あなたが具体的にどのように変化しているか。確認することが大切です。
以上、参考になれば幸いです。