あいづちはコミュニケーションの潤滑油。
この記事では、英会話で使える英語のあいづち表現をご紹介します。
あいづちを上手に使うことで、会話のキャッチボールがよりスムーズになり、英会話がもっと楽しくなります。
相手の話し方や内容に合わせて、最も効果的なあいづちを選びましょう。
まず覚えたい基本表現
Yesのあいづち
あいづちの基本はやっぱり「Yes」。相手の話をしっかり聞いて「そうそう」「うんうん」と共感を示すことで、会話が自然と盛り上がります。
次の表現をまずは覚えておきましょう。
Yes.
うん。
基本中の基本。軽くうなずきながら言うと自然です。
Right.
そうだね。
「うんうん、そうだね」と共感したいときに。
I see.
そう(分かるよ)。
相手の説明や話に「なるほど」と納得したときに便利です。
Sure.
もちろん。
提案に快く応じるときなど。「OK!」に近い使い方です。
Exactly.
そのとおり。
相手の言葉に強く賛成するときに使う表現です。
Indeed.
そのとおり。
丁寧な印象の、フォーマルな場面で使う表現です。
I agree with you.
同意します。
相手の意見に対して「私も同じ考えです」と伝える表現です。やや丁寧な表現です。
I think so, too.
僕もそう思う。
カジュアルに「私も同じ考えです」を伝える表現です。日常会話向けです。
疑問・スパイシーなあいづち
英会話は「Yes」だけでは続きません。ときには疑問を投げかけたり、軽い否定をすることで、会話に抑揚や面白さが生まれます。
もちろん否定ばかりはNGですが、適度なリアクションが効果的です。
I don’t think so.
そうは思わないけど。
軽く反論したいときに使います。
(Are) You sure ?
本当に?(確かですか?)
相手の話をちょっと疑うニュアンスの表現です。
Really ?
本当?
驚き・疑い・共感など、イントネーションで意味が変わる汎用性が高い表現です。
You’re joking. (You’re kidding me!)
冗談だろ!
驚いたときや、信じられない話を聞いたときに使う表現です。
I don’t know.
分からないな。
正直に分からないことを伝える表現です。
Is that right ?
そうなの?
相手の話に「本当?」と確認したいときに使う表現です。
I can’t believe that!
信じられないよ!
驚きやショックを伝えるリアクションの表現です。
英会話の幅を広げる表現
「Yes」や「No」だけでなく反応のバリエーションを持つことで、英会話の幅がぐんと広がります。
ここでは、ひと工夫ある相づち表現を紹介します。いくつか覚えて、基本のあいづちと組み合わせて使ってみましょう。
小技系リアクション(場をつなぐ、自然なひと言)
Do you see it ?
分かる?
自分の説明のあとに、相手に確認する表現です。
Maybe so.
そうかもね。
相手の意見に対して、同意半分・保留半分を示す表現です。
Sorry?
えっ?
聞き返すときのカジュアルな表現です。丁寧にしたいときは”Pardon?”を使います。
Say that again.
何だって?
聞き取れなかったときに使う、ややカジュアルな表現です。
You think so?
そう思うんだ?
軽い驚きを伝えたいときや、話を深掘りしたいときに使う表現です。
共感を伝えるあいづち(感情表現)
「あなたの気持ち、わかるよ!」と伝えることで、信頼感や親しみが生まれます。そのときの気持ちに合わせて、That’s + 形容詞 を使うのが基本の形です。
That’s good.
それは良かったね。
喜びやポジティブな気持ちを共有したいときに。
That’s interesting.
それは面白いね。
好奇心や興味を示すときに。
That’s bad.
それはお気の毒に。
相手のつらい話や失敗談への共感を伝えるときに。
That’s true.
その通りだね。
相手の意見や事実に同意するときに。
That’s incredible.
信じられない!(すごいね!)
驚きや感動をストレートに表現したいときに。
最後に
あいづちが上手に打てるかどうか。これは英会話を弾ませるための超重要ポイントです。
想像してみてください。あなたが一生懸命話しているのに、相手が全然あいづちを打ってくれない・・・。それでは、どんな会話も盛り上がりません。
だからこそ、必要なタイミングで・適切なあいづちを打つことが大切です。それだけで相手はもっと話したくなり、会話は自然と広がっていきます。
気持ちのいい時間を共有するための、小さな気遣い。それがあいづちです。この記事で紹介した表現の中から、まずはいくつか覚えて、ぜひ英会話の中で試してみてください。
あなたの英会話がもっと楽しく、そしてもっと深くなるかもしれません。参考になれば幸いです。
英会話を更に身につけたい方へ
この記事のフレーズはいかがでしたか?
英会話は英語を使ったコミュニケーションです。文化や作法に違いはあっても、話し手と聞き手が言葉でつながる点は変わりません。
あいづちというコミュニケーションの基本を身につけることは、英会話の習得と実践の土台となります。
そしてもう一つ、ぜひ知っておきたいことがあります。それは、英語という外国語を学ぶときの「考え方」です。
この記事では、「英語学習がうまくいく人は何が違うのか?」という視点から、英語を話せるようになるために大切な考え方をご紹介しています。
ぜひ今回の記事とあわせて読んでみて、あなたの英会話習得に役立ててください。