英語で自分の考えを伝えよう!初心者のための簡単&使える英会話例文集

ここが大切なポイントです

英会話の基本は「自分の考えを正しく伝える」こと。

この記事では、日常会話で使えるシンプルで便利なフレーズを、具体的な例文とともにご紹介します。

相手への依頼やお断りなど、よくあるシチュエーションを想定し、汎用性の高い表現だけを厳選しました。

「英語で言いたいことをきちんと言える」ようになるための基本を、この記事でしっかり押さえておきましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

知っておきたい英会話の基本表現

英会話の第一歩は、シンプルな表現を使いこなすこと。

ここでは、話を切り出すときや相手に気持ちを伝えるときに役立つ、基本フレーズをご紹介します。

まずは基本をしっかり押さえて、そこから少しずつ自分らしい表現に広げていきましょう。

Please~:~して下さい

相手にお願いをするときに使います。人にお願いをする場合は Please を使いましょう。

例)

Please call me.

電話してください。

Please let me know when you come to Japan.

日本に来るときは教えてくださいね。

Please listen to me.

私の話を聞いてください。

ポイント

「Please」は文の先頭でも文末でも使えますが、初心者は先頭に置くのがシンプルで覚えやすいです。

Why don’t you ~:~はどうですか?

相手にやさしく提案したいときに使える表現です。「〜しない?」という感じの、軽い誘いにもぴったりです。

例)

Why don’t you ask him?

彼に聞いてみてはどうですか?

Why don’t you try it on?

試着してみませんか?

Why don’t you come with me?

僕と一緒に来ませんか?

似た表現

「Why not ~?」も提案に使えますが、ニュアンスが少しカジュアルになります。まずは「Why don’t you ~」から覚えるのがおすすめ。

I can’t ~:できません

「できない」と言いたいときの基本表現です。断ったり、自分の限界を伝えるときに大切なフレーズです。

例)

I can’t stand it any longer.

もうこれ以上我慢できません。

I can’t live without you.

君なしでは生きていけない。

I can’t remember her name.

彼女の名前が思い出せない。

ポイント

会話では「can not」ではなく、短縮形の “can’t” を使うのが自然です。

覚えておくと便利な表現

ここでは、英語表現の幅をさらに広げるための便利なフレーズをご紹介します。

日常会話でよく使われるものばかりなので、基本表現とあわせて覚えておきましょう!

Let me ~ :~させてください

Let me ~で「(私に)○○させてください」というニュアンスになります。相手に何かを申し出たいときに使います。

「Let me + 動詞」で、「(私に)〜させてください」という意味になります。自分から何かを申し出たいときに使える、カジュアルで便利な表現です。

例:

Let me finish.

最後まで話させてください。

話を途中で遮られたときなどに使います。

Let me do it.

私にやらせてください。

Let me try again.

もう一度やらせてください。

ポイント

相手に行動の許可を求める柔らかい言い方です。

I’m afraid ~:すみませんが~

丁寧に断るときや、相手にとって望ましくないことを伝えるときに使います。直訳は「残念ながら〜ですが」といったニュアンスです。

例:

I’m afraid I can’t attend the class.

すみませんが、授業には出席できません。

I’m afraid I don’t agree with you.

申し訳ないですが、あなたの意見には賛成できません。

ポイント

「no」とストレートに言いにくいときの、便利なクッション表現です。

Don’t ~:~しないで

相手に「〜しないで」と伝えたいときに使います。強すぎる印象を与えたくないときは、Please をつけると丁寧になります。

例:

Don’t say such a thing.

そんなこと言わないで。

Don’t be silly.

ばかなこと言わないで。

文脈によって「とんでもない」「冗談でしょ?」といった意味になります。

Don’t worry.

心配しないで。

ポイント

きつく聞こえないように、声のトーンや表情も大事です。

I’d like to~:~したいのですが

「〜したいです」と丁寧に希望を伝える表現です。”I want to ~” よりも控えめで、初対面の人やお店などでも使いやすい表現です。

例:

I’d like to go to Nozomi Park.

のぞみ公園に行きたいのですが。

I’d like to see another one.

別のものを見てみたいのですが。

I’d like to have some local food.

地元の料理を食べたいのですが。

ポイント

“I’d like to ~”は、ていねいで自然な自己表現としてとても役立ちます。

I’d like to ~をもっと覚えたい方はこちら

意志を表現する英語

Noを伝えるとき

「No(ノー)」の伝え方は一つではありません。

やわらかく断る言い方、丁寧に遠慮する表現など、いくつかのバリエーションを持っておくことで、会話の幅が広がります。

ここでは、相手に失礼にならないように「断る」英語フレーズをまとめてご紹介します。

I’m sorry, but ~:すみませんが〜

よく使われる丁寧な断り表現です。直接的に「No」と言いにくいときに便利です。

I’m sorry, but I can’t make it today.

すみませんが、今日は都合がつきません。

I’d love to, but ~:ぜひそうしたいのですが〜

気持ちはあるけれど、できないというポジティブな断り方。相手への配慮が感じられる言い方です。

例:

I’d love to join you, but I have to work late.

ぜひご一緒したいのですが、今日は残業なんです。

I wish I could, but ~:できればそうしたいのですが〜

「本当はやりたいけど、無理なんです」という残念な気持ちを込めた丁寧な断り方です。

例:

I wish I could help, but I’m really busy.

手伝いたいのですが、本当に忙しいんです。

I don’t think so.:そうは思いません。

意見に対してやんわり反対する言い方。少し控えめに「No」を伝えるときに使います。

例:

A: This plan will work, right?

この計画うまくいくよね?

B: I don’t think so.

そうは思わないな。

No, thank you.:いいえ、結構です。

何かを勧められたとき、丁寧に断るときの定番表現です。

例)

A: Would you like some coffee?

コーヒーいかがですか?

B: No, thank you.

いいえ、結構です。

余裕があれば覚えておきたいおすすめ英語フレーズ集

会話でよく使われる短くてカジュアルなフレーズを紹介します。覚えておくと、返事やリアクションにとても便利です。

Take it easy.:気楽にね。/じゃあね。

別れ際のあいさつや、励ましの意味でも使えます。

Same here.:私も同じです。

「Me too.」のカジュアルな言い方。共感・同意を表す一言です。

Way to go!:やったね!

誰かを褒めたり、励ましたりするときに使います。

Now you’re talking!:それだよ!/待ってました!

相手の意見に強く賛成するときのフレーズです。

You bet!:もちろん!

“Of course.”のカジュアル版。自信を持って返事するときに。

 Go ahead.:どうぞ。/やってみて。

許可を与えるときや、相手に先にやってもらいたいときに。

You’re telling me.:ほんとそれ。

強い共感・同意を表す表現。「わかる〜!」という感じのフレーズです。

Hang in there!:頑張って!

落ち込んでいる人、踏ん張っている人への応援フレーズです。

Not a chance.:ありえないよ。

「絶対に無理」「そんなことあるわけない」という強めの否定です。

Give me a break!:勘弁してよ!

驚き・呆れ・怒りなどを込めて使う、感情のこもったフレーズです。

最後に

以上、英語で自分の考えを伝えるための、基本かつ実用的なフレーズをご紹介しました。

英語と一口に言っても、表現の仕方によって相手に与える印象は大きく変わります。

同じ内容を伝える場合でも、「どう言うか」によって、丁寧に聞こえたり、親しみやすくなったり、逆に冷たく感じられたりすることもあります。

だからこそ、大切なのは言いたいことを正確に伝える力と、場面に合った表現を選ぶ柔軟さです。

今回ご紹介したフレーズは、どれも日常会話でよく使われるものばかり。基本表現とあわせて、少しずつ表現のストックを増やしていけば、英語でのやりとりに自信が持てるようになります。

英語で自分の意見や気持ちをしっかりと伝えたい方は、ぜひ今回のフレーズを繰り返し練習して、実際の会話で活かしてみてください。

「自分の言葉で話せる英語」を、少しずつ身につけていきましょう!

初歩から優しく英語のフレーズを身につけたい方へ

この記事のフレーズはいかがでしたか?

英会話の基本となるフレーズを一つひとつ覚えていくことで、英語で「言いたいことを伝えられる場面」が少しずつ増えていきます。

もちろん、英語学習を始めたばかりの頃は、「どこから始めればいいの?」「このやり方で合ってる?」と、迷ったり不安に感じたりすることもあるかもしれません。

そんな方のために、英会話学習の進め方や考え方をわかりやすく解説した記事もご用意しています。ぜひ、あわせてご覧ください。

詳細はこちらをクリック!

英会話の初心者です。どこから英語の学習を始めればよいですか?

<<覚えておきたい英会話の例文集へ