「英語を話せるようになりたい!どうやって勉強すればいいの?」
英会話の習得には基本的なプロセスがあります。
この記事ではこれから英語を学ぶ初心者の方に向け、どのように英会話を習得するか?知っておいて損がない基本的なプロセスについて、分かりやすくご紹介します。
完璧に理解する必要がありません。あなたが英語を話せるようになるための大まかなイメージとして理解しておけば大丈夫です。参考にしてみてください。
ポイントはこのプロセス!
英会話&英語を勉強する上で必要な学習は基本的に2つだけです。
1つは知識を脳にインプットすることです。インプットとは、英文法や単語、リスニングなど知識を覚えるための学習です。
2つ目は、覚えた知識(単語、文法、フレーズなど)をアウトプットすることです。アウトプットとは、覚えた英語の知識を実際に使ってみる実践的な学習です。
例えば、
・覚えた英単語と文法知識を使って英作文する
・暗記したフレーズで英会話する
といった学習が該当します。
「学習」というと、ひたすら英単語を覚えたり、文法を暗記したりと、机に向かうイメージがあります。
もちろん、英語の様々な知識を覚えることは大切です。しかしそれだけで覚えた英語が完全にあなたのものになるかというと、そうではありません。
覚えるだけでは身につかない!
例えばあなたは、このような体験はないでしょうか?
来月にTOEICのテストがあります。そこであなたは「TOEIC頻出単語1,000」という参考書を暗記することにしました。
1日33個×30日必死に暗記し、試験前には全ての英単語を暗記することができました。
そこであなたは自信を持ってTOEICの試験に望みます。ところがイザ試験を受けてみると、思うように問題を解くことができません。肝心のスコアも思うようになりません。
こういう体験は誰でも経験しますが、しっかり勉強したのになぜ思うような結果が出なかったのでしょうか?理由はアウトプットが不足しているからです。
知識を覚えることは大切ですが、それだけでは使える知識にはなりません。
覚えたことをアウトプットすることで、初めてインプットした知識があなたのものになります。知っているだけでは不十分で、覚えたことを外に出す作業が必要です。
TOEICなどの試験では英単語や英文法を覚えることに加えて、覚えたことをチェック、アウトプットするための学習も必要です。具体的には、問題集を解くなどの対策が必要になります。
英会話を上達したいなら、例文やチャンクを暗記するほかに、
・リスニングテープにあわせてシャドウイング(英語を話せるようになるための練習法の一つです)
・実際にネイティブと会話する
・覚えた英単語と文法を使って英作文する
など、勉強したことを外に出す(チェックする)ような学習が大切になります。
英会話学習を効率的にするステップ
以上のことをまとめると、英語上達のための、基本的な学習プロセスは次のようになります。
①英語を勉強し、知識をインプットする。
↓
②学んだことをアウトプットする。(英会話、英作文を書くなど)
↓
①に戻って再度新しい英語の知識をインプットしていく。
基本的に、英語の勉強はこの繰り返しです。
まずは基本となる情報をインプットします。そして、ある程度身に付いたら、次はアウトプット作業に入ります。
具体的には、
・覚えた単語のチェック(スペル、意味、アクセントの確認)
・英語日記を書く(作文でもOK)
・問題集を解く
など、覚えたことを確認する作業です。
ここで大切なのが、インプットする知識の質と量です。
覚えてもあまり意味のない知識をインプットしたところで、英語上達には役に立ちませんし、量が少なければ、アウトプットできる内容も限られてきます。
何をインプットすればいい?
英語を話せるようになるためには様々な英語の知識をインプットすることが大切です。
英語をインプットするための情報源としては、
・英語勉強のテキスト
・英会話の教材
・インターネット
など、いろいろなものがあります。あなたが英語のために投資できる費用に応じて、無理なく適切なものを選べばOKです。
次にインプットの方法ですが、
・英語を「読んで」覚える。(参考書・英語の長文など)
・英語を「聞いて」覚える。(リスニングテープ)
・英語を「見て」覚える。(パソコンソフト、洋画、学習用DVDなど)
・英語を「書いて」覚える。(単語のスペル、ノートにまとめる)
などの方法があります。
英語を勉強する場合は、様々な方法で英語を勉強することで、バランスよく知識をインプットすることができます。
必要最低限のインプットができたら(初心者の方は中学英語マスターした段階)、アウトプット学習を行います。普段、リスニングテープでインプットしている方なら、同じテープを使ってシャドウイングします。
最初は難しいかもしれませんが、同じ英会話教材を何度も使い、復習を繰り返すことで知識が脳に定着しやすくなります。
文法のアウトプットなら、覚えた文法を使って英作文をし、ノートにまとめると効果的です。
英語が苦手な方、初心者の方は、伸ばしたいスキルや、目的にあわせ、続けられる範囲の量をこなすとよいでしょう。
まとめると
以上が初心者の方が押さえて置きたい英会話学習の基本プロセスになります。
簡単にまとめると、英語を覚えること(インプット)。そして覚えた英語を使うこと(アウトプット)。この2つを組み合わせていくことが英会話学習の基本プロセスになります。
これから英語を始める初心者の方にとって特に大切なのはまず英語を覚えることです。
単語。文法。フレーズ。言い回し。必要最低限ことをインプット。きちんとコツコツ覚えていけなければ、それをアウトプットすることができません。
ぜひ、あなたのペースでかまいませんで、まずはインプット。そして、それをアウトプットする。この2つのことを意識してください。
最後に
英会話を身につけるためにはまずインプット。そしてアウトプットが必要です。実際のところ、何も勉強せずにある日突然、英会話がペラペラ身につくことはありません。
とはいえ英語を話せるようになるために現段階で難しい理屈を知る必要はありません。
大切なのはまず基本的なことを覚えること(インプット)。そして覚えたことを使う(アウトプット)機会を作ることです。
当サイトでは初心者の方に向けインプットのおすすめ法や覚えた英語を効果的にアウトプットするための情報を公開しています。
英語を話せるようになりたい初心者の方はぜひ当メディアをご活用ください。