英会話上達のためには、スピーキングの実践が不可欠。真剣に英語を話せるようになりたい方は、個人レッスン(マンツーマン)を検討するのも1つの方法です。
英語勉強しても、そのままでは話せるようにはなりません。英会話の実践など、学んだことをアウトプットする必要があります。
その点、個人レッスンの場合、徹底的に英語を話す(アウトプット)が可能。学んだことを実践レベルに落とし込むには、とても効果的な方法です。
というのは、コーチを受ける場合、相手からすぐにフィードバック(反応)があるからです。
発音がおかしいとき、ニュアンス、文法がおかしい場合、コーチが正しい英語に直してくれます(ここがポイントです)。
これを繰り返すことで、ナチュラルな英会話の表現を身につけることができます。
外に出すことで忘れにくくなる
英会話の勉強は、一人黙々と学習しているだけでは、成長に限界があります。
あなたが努力して学んだことアウトプットすることで、体感的により深く、英語を理解することができます。
リーディングの場合は、一人で読む分、特に問題はありませんが、英会話の場合、英語を話してなんぼです。特に、言葉は使わないと(話さない)と忘れてしまうもの。
定期的に、学んだ英会話を実践して、「英語を話す」という習慣を持ちましょう。週に2日が望ましいですが、可能なら1日でもかまいません。集中して向き合う時間をもちたいものです。
できれば、ネイティブスピーカーのコーチを受けて、徹底的に英語を話す訓練をします。普段の学習にもハリが出ます。
初心者の方が注意したいこと
とはいえ、ネイティブスピーカーの英語講師としての質の面で、ネイティブ=英語を教わるベストな先生とは安易に判断できないのが実情です。
日本に滞在するための軽い腰掛けで講師をしている人。ひどい場合はナンパ目的で英語を教えている人。
英語指導に関する知識や学歴がなく、ただ英語の母語話者というだけの人もいますので、英会話=ネイティブに習うのが一番、という思い込みは捨てた方が安心です。
ネイティブスピーカーとマンツーマンで英会話を習う場合、レッスンを受けてみてイマイチ面白くなかった方。「この先生、大丈夫?」と感じた方。
無理して続ける必要はありません。別の方に変えてもらうか、日本人の講師を検討することもできます。
以上、ネイティブスピーカーのマイナス面についてもお伝えしましたが、実際に英語の母語話者と英会話ができるのは大きなメリットがあります。
「まずはやってみる」というくらいの気持ちで、参加してみるといいかもしれません。
他の方法としては
ネイティブスピーカーの英会話の個人レッスンを受ける問題の1つはレッスン費用。
もしも、いろいろな事情で個人コーチを雇うのが厳しいのなら、普段の学習で、スピーキングを徹底します。特に、シャドウイングなど、「英語を話す」トレーニングを行います。
仲のよい人々と勉強会もよいかも。メンバーはあなたと同じように「英語を話せるようになりたい!」と考えている人たちです。
勉強中は「英語オンリー」など、グループの決まりを決め、会話の練習ややりとりをレッスンします。「日本語を使ったら罰金」などの罰則も用意しておくと、学習が楽しくなりますよ。
また、学習ノウハウ・情報の共有など、グループ全体で英語学習を共有することで、一人では持ちえない、素晴らしい刺激も生まれます。モチベーションも高まるでしょう。
一人で英会話の学習を続けている方は、ぜひ仲間を作って、英語を話す実践的な学習を取り入れてみましょう。繰り返し繰り返しの実践が、あなたの力を育てていくこととなるでしょう。
まとめ
このページのまとめです。英会話初心者がネイティブスピーカーの個人レッスンを受ける前に知っておきたいこと。
そこで重要なのはまず、英語を話せるようになるためには英語を使う機会を定期的に作る必要があります。そのための機会として、英会話の個人レッスンを受けることは確かに、効果的です。
ただし、英会話の個人レッスン=ネイティブスピーカーとのマンツーマン、という話ではなく、ネイティブ講師だけでなく日本人講師含めて、適切な先生を検討することが重要です。
また、個人レッスンの場合はどうしても費用の面で負担が高額になる傾向があります。グループレッスン等あわせて検討した上で、英語を学び、そして使う環境を整えていくことが大切です。
追記
英会話スクールに関心がある方は、まず無料の体験レッスンが無難です。通う場合は、ある程度の費用が必要になりますし、よいスクールとそうでないスクールがあります。
そもそも、「冷静に考えれば私には英会話スクールより独学のほうが向いていました」という場合もあります。なので、まずはリスクのない方法を検討することが大切です。
詳しくは英会話スクールの無料体験レッスンを試してみるをご覧下さい。