Don’t butter me up.
おべんちゃらはやめてくれ。
人をディスるよりほめる。
褒め殺しという言葉がある。
これはネガティブなニュアンスが含まれていることも確かだが、人間関係で損しないために、習得しておいて損がないスキルの一つだ。
面倒な人はとりあえずヨイショしておく。「○○さん、ここがすごいですね!」とか、まぁなんでもいい。とりあえず、「ここはヨイショできそうだ」というところを見つけて、それをニコニコして伝える。
そうすれば、相手がよほどのひねくれ者が神経質マンでない限り効果あり。たいていの人はほめられたとき、そんなに悪い気はしないものである。
だから人を見たらとりあえずほめる。良いところを見つけてヨイショする。そんな太鼓持ちになることができれば、そこそこ人間関係では上手くやっていける。
結局人はみな、自分のことが一番可愛い。そして、スゴいと思っている。となれば、人はけなすよりほめる方がいい。ディスりマンよりもヨイショマンが好かれるのも当然の話なのである。
元ネタ
日常の英語表現より。
butter up = 「(自分の利益を得るために)おべんちゃらを言う、ヨイショする」という意味です。ゴマすり野郎に使われることが多く、あまり良い意味にはなりません。
この英語の使いドコロは注意が必要ですが、人をディスるよりほめる姿勢は身につける価値がある習慣です。批判的な人が多い現実があるからこそ、他人の良いところを見つけてほめる人が輝きます。
ということでついでにこちらのフレーズもあわせて覚えておくと効果的です。
You are such a nice person.=あなたは本当にいい人ですね。
Excellent work. Keep it up.=素晴らしい仕事です。その調子で頑張ってください。
Thanks to you, I had a good time.=あなたのおかげで楽しい時間を過ごせました。