Losers are always in the wrong.
勝てば官軍、負ければ賊軍。(=敗者はいつも悪になる。)
本当に勝利がすべてか?
世の中は競争社会だ。
競争があるということは、そこに勝者と敗者がいることを意味する。つまり、誰かが勝利を手にすれば、必ず誰かが、敗北の辛酸を味わう。
だからこの世では、どんな手段を選んだとしても、敗者にならない道を選ぶ人がいる。
あなたの周りにもきっと、そんな人がいるかもしれない。負けないためにはどんなことだってする。自分が得をして勝者となるために、人として終わってることを平気でする。
そして、「勝てば官軍」と言わんばかりのドヤ顔をして、自らの行為を正当化する。それは世の中が競争社会である以上、仕方がない現実かもしれない。
とはいえ、世の中はある意味平等である。
下劣な手段で勝利を手にした者は必ず、然るべきタイミングでその代償を支払うハメになる。心の平和や安眠を失うだけで済むなら、それはまだ幸いな話である。
つまり長い人生においては勝者は必ずしも勝者とは限らない。だから人生は目先の勝ち負けや損得で考えず、長い目で考えた方が良い。ここが人生の面白いところである。
ところであなたが日々、夜ぐっすり眠れる人生を送りたいなら。答えはもう、決まっているだろう。
元ネタ
有名なことわざから。歴史でよく使われることわざの英語版です。
敗北者は常に間違っている→勝者が常に正しいというのがその直訳ですが、類似表現に Successful sin passes for virtue. (罪も成功すると徳として通る。)があります。
争いの勝者が自分の勝利を正当化するのは古今東西のお約束かも。