Without the bitter, the sweet ain’t as sweet.
苦さを知ってこそ甘さが分かるのさ。
就職の失敗。将来を誓った相手との破局。
人生ときに「こんなの辛すぎだろ・・・」という経験が強制的にやってくる。そんなときは何もかもがあまりにも苦すぎて、その辛さに押しつぶされそうになってしまう。
残念なことに、その苦しみを取り除く即効性のある解決策はないが、一つだけ朗報がある。それは、「苦しみを味わずして真の喜びを味わうことはできない」という事実だ。
本当の愛を知るためには辛い失恋を、成功の喜びを知るためには失敗の苦しみを。
本当の喜びを知るために、「あの経験があったからこそ!」を知るために、自分が持っているものの大切さを知るために、今の苦しみがある。
そう考えると、耐え難い辛さも、少しは和らぐかもしれない。
メモ
ain’t = am not, is not, are not
元ネタ
キャメロン・クロウ監督作品『バニラ・スカイ』に登場する主人公の友人の作家のセリフより。
トム・クルーズ演じるイケメン+金持ちの主人公は美人な女性との恋愛も自由自在。一方、この名言をつぶやく友人の作家はイケメン主人公のために恋人を失います。
失うことをポジティブにとらえるこの作家がリアルなキャラならば、本当に素晴らしい作品を書くこと間違いなしです。
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