Without trust, there is no love.
信頼なくして愛はない。
巧言令色鮮し仁。言葉は平気でウソをつく。つまり、話されている言葉は何一つ、その人の人間性の証明にはなりえない。
それよりももっと確実なのは、言葉ではなく行動である。なぜなら、行動とは思考の現れ。つまり、その人が本当に考えていることは、行動に現れる、ということだ。
「キミだけを愛しているよ」
と熱い言葉を語りながら、他の女性を口説く彼氏。
「私はあなたの誠実さが好き!」
と言いつつ、男性の収入と貯金額をこっそり確認して彼氏候補を比較検討する彼女。
そう、言葉よりも実際に何をしているか。本当にアテになるのは行動である。つまり愛に失望しないために大切なのは、愛は言葉では証明できないことを知ることである。
それによって人間不信になる可能性もあるが、だまされるよりはずっと良い。誠実な人は何もかも誠実だ。そういう話なのだ。
元ネタ
ニコール・キッドマン主演映画『ムーラン・ルージュ』に登場するアルゼンチン人のセリフより。
不運にも恋をしてはいけない相手に恋をして、嫉妬に心を切り裂かれる映画の主人公のセバスチャン。
彼に向けられたアルゼンチン人のこの言葉は、セバスチャンだけでなく、すべての恋愛の本質をつく名言です。
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