Everything is practice.
すべては練習のなかにある。
つまりは「した」か「しなかった」か。
人生は長距離マラソン。つまり、短期ではなく、長い目で見ることが大切だ。
もし、生まれつき何の才能にも恵まれず、取り立てて人よりも恵まれた何かを持っていなかったとしても、悲観する必要はまったくない。
なぜなら、人生は長距離マラソン。最後の最後で、逆転できればそれで十分なのだ。そのために大切なのが、日々の努力である。
自分がやると決めたことをコツコツやる。ひたすら続ける。才能も能力もない。それでも、泥臭く何か一つのことに徹底的に打ち込んでいく。
するとあら不思議。凡人として生まれたことが逆に、恩恵となる。
そう、才能も能力もない。何一つ、恵まれたものを持っていない。だから努力する。その結果、自らの努力によって、隠された才能を発掘する。
それは一朝一夕で身につけたものではない。
長い努力によって身につけたものである。だから、それは決して簡単には失われない。誰からも奪われることがない、本当の財産となる。
努力というと、古臭い、時代錯誤にように感じるかもしれないが、結局、努力こそが本質的に人を変えていく。なぜならそれは、日々の積み重ねだからである。
1日では意味がないかもしれない。しかし、1ヶ月、1年、10年。努力を続けていけば、それが驚くほど強烈な差異につながっていく。
この意味で、生まれつきの才能などなくてもかまわない。ただ、自分が必要な努力さえできればそれでいい。
長い人生において、積み重ねてきたその努力は、決して自分を裏切らないだろう。
ストック!英単語
practice=練習
元ネタ
サッカーの神様、ペレの言葉より。私たちは人生で奇跡を求めます。「1日たった◯◯するだけで~」といった奇跡を求めます。
もちろんそれが事実で、「誰でも」「今すぐ」「かんたん」にほしいもの。手に入れたいものを手に入れることができたなら。おそらくこの世の中はもっとシンプルで、笑顔に満ちた世界になっていることでしょう。
しかしあなたもご存知のとおり、それは非現実的な願望にしか過ぎません。英語を「ペラペラ話せるようになりたい!」と思ったところで、1日たった5分程度英語を勉強したところで、その願望が現実化することはないでしょう。
だからこそ「神様」と呼ばれたペレのこの言葉はとても重い言葉です。そしてそこには、いつの時代も変わらない、真実が含まれているのです。